オンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル)」を提供するmederiはこのほど、mederi Pillで診療を受けた女性ユーザー16,462名を対象に、「ピルで改善したい症状」に関する意識調査を実施しました。
■調査背景
女性のライフステージに寄り添ったヘルスケアが求められる中、個人で異なる生理やPMS(月経前症候群)の悩みに対し、ピルが果たす役割への関心が高まっています。
今回は、各年代の女性が「ピルで“避妊以外”にどのような症状を改善したいのか」に焦点を当て、よりパーソナライズされた健康支援を実現するための参考とすべく調査を実施しています。
■調査サマリー
・10代について
初経を迎え、ホルモンバランスの変化による不調を感じ始めるようになる世代。思春期特有の症状でもあるニキビ・肌荒れの改善が他世代と比較しても高い結果に。
・20代について
就労・結婚・生活の多忙さが重なる中で、PMS、生理痛への対処としてピルを活用。健康とキャリアの両立を図る“総合ケア”の手段として浸透し始めている。
・30代について
仕事や育児の両立、感情や体調の波の安定化を重視し、PMSへの対策としてピルを活用。心身のセルフマネジメント手段としての役割がより明確に。
・40代について
服用にあたっては年齢や生活習慣などの理由により低用量ピルの服用が制限される人も出てくるため、中用量ピルの利用者の割合が高い傾向に。
調査データの詳細は、mederiが運営する女性のカラダに関する正しい情報発信メディア「mederi magazine」内から閲覧できます。
■ピルの種類について
・低用量ピル
低用量ピルは、避妊効果だけではなく、ホルモンバランスが整うことで月経痛の緩和やPMS(月経前症候群)、PMDD(月経前気分不快障害)の改善、月経不順の改善、経血量の低下などの月経トラブルの改善が期待できるお薬です。また、肌荒れの改善や卵巣がん、子宮体がん、大腸がんのリスク低下、子宮内膜症の改善にも繋がります。低用量ピルは正しく服用することで心身のコンディションを整えてくれる、女性にとって心強い味方です。
・中用量ピル
中用量ピルは、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2種類のホルモンが配合されています。 低用量ピルと同様のホルモンが配合されていますが、中用量ピルの方がエストロゲン(卵胞ホルモン)が多く配合されています。 一時的な服用により生理日を移動できるお薬です。直近すぎる生理日の移動は難しいため、次回生理予定日の1週間以上前までに必ず受診が必要です。
※低用量ピルと比べて、服用時に吐き気や頭痛などの副作用が出現しやすいといわれています
(参照)ピルの種類と特徴!目的別のおすすめのピルや服用する時の注意点も解説
■調査概要
調査テーマ:年代別_ピルで改善したい症状
対象:mederi Pillで診療を受けた女性ユーザー
実施日:2025年1月1日〜5月31日
調査方法:アンケートフォームを用いたインターネット調査
件数:16,462名(10代 1,805、20代 10,228、30代 3,582、40代 847)
(エボル)