知らず知らずのうちに、自分のことよりも仕事や家族を優先していた……そんな瞬間、ありませんか?私もふと気がつけば、いつも「家族のために」と動いていました。仕事も、生活も、子どものことも、自分の気持ちは後回し。「頑張らなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と、無意識に肩に力を入れていたのです。そんなある日、ふと立ち止まったとき、心のどこかにぽっかりと穴があいているような感覚に気づきました。——私は、ちゃんと笑えているのだろうか。そんな問いが、静かに胸に湧いてきたのです。このままじゃいけないと思った私は、少しずつ「自分のために選ぶ」ことをはじめるようになりました。この記事では、”肩書き”や”周囲からの期待”に縛られずに「好き」を選びながら、自分らしい働き方と生き方をつくっていくまでの道のりをお話しします。もし今、何かに迷っているなら、自分を好きになって自分らしく過ごす未来を一緒に描いてみませんか?もう一度、自分の「好き」を思い出そう「好きなことを大切にする」と聞くと、何かを犠牲にしたり、無理しなきゃいけないように感じるかもしれません。でも実は、ほんの小さな「これが好きだな」という思いを日常に取り戻すだけでいいのです。特別な準備も時間も必要ないので、今日からすぐにはじめられますよ。まず最初に私が試したのは、「カフェでゆっくりコーヒーを飲む」ことでした。子どもが保育園に行っている間に30分ほど、自分だけのためにカフェに立ち寄ってみたのです。仕事や家事などやらなきゃいけないことはまだまだあるし、自宅でもコーヒーはのめる……こんなふうに時間とお金を使ってもいいのかな?と罪悪感さえありました。それでも、まずは好きなことを優先してみることに。ドキドキしながらカフェで座って待っていると、目の前に運ばれてきたコーヒーの香りにふっと肩の力が抜けました。ふと「ああ、これが私の好きだった時間だ」と思い出したのです。たったそれだけのことでも、不思議なくらい心が温かくなりました。何が「好き」かぱっと思いつかない人は、昔好きだったことを懐かしむ気持ちでもう一度試してみると、自分らしさを取り戻すきっかけになるかもしれません。「できること」より「やりたいこと」に目を向けて変わりはじめた未来自分の可能性を考えたとき、つい「できること」から選んでしまいませんか?私も、無理して失敗したくないという思いから、できそうなことばかりを選んでいました。でも、少し勇気を出して「やりたいこと」に目を向けるだけで、未来の選択肢はぐっと広がることもありますよ。そのころの私は、仕事に家事に子育てに、毎日がいっぱいいっぱいでした。「今できていることだけで十分」と思い込み、チャレンジする余裕なんてないと思っていたのです。そんなある日、「もし今よりほんの少しだけ好きな仕事ができるなら、どんなことだろう?」と自分に問いかけてみました。そのとき頭に浮かんだのが「文章を書くこと」です。子どもの頃から「書くこと」が好きだったけれど、いつの間にか後回しにしていました。そこで、子供の成長を写真以外でも残したいと思いながらできてなかった「1行日記」をはじめることに。書くことに慣れてくると、それが当たり前になり、少しずつ気持ちにも余裕が生まれました。やがて「やりたいこと」を探しはじめ、自分の好きな美容について書いてみたいという気持ちが芽生えたのです。せっかく書くなら誰かに読んでもらいたい——。そんな想いが膨らみ、ライティングを学びたくなりました。「できること」から、「やりたいこと」へ。そんな小さな一歩が、私の未来を動かしはじめたのです。自分らしい未来を描きはじめたあの日やりたいことを見つけたものの、ライティング講座には時間もお金もかかる。「やっぱり自分のことは後回しにしなきゃ」と、また元の思考に戻りかけたときに出会ったのがSHElikesでした。SHElikesは、女性向けのキャリアスクールです。WEBデザインやライティング、マーケティングなど、全45種類以上の豊富な職種スキルが学び放題です。スキルアップだけでなくライフスタイルに関することも学べます。最初は無料体験レッスンに参加するだけのつもりでした。でも、体験の時間は想像以上に心が躍るものでした。プロのライターさんと直接話せたり、勉強の仕方や仕事のリアルについて聞けたり。さらにSHElikesでは、コミュニティも活発で、スキル関連だけでなくマインドセットや初心者向けのイベントも豊富だと知りました。体験会で不安な気持ちを聞いてもらいながら「私にもできるかな?」という不安が「私もチャレンジしてみたい!」へと変わっていったのです。動画視聴でレッスンが受けられるので、隙間時間を使っていつでも好きな内容を受講できます。学びだけでなく、仲間との交流やマインド面での支え合いもできる環境が整っているので、「ここなら私も頑張れそう」と思えたため入会を決めました。「私らしい未来」は、もう始まっている!SHElikesには、自分らしさを大切にしながら夢を追いかける先輩たちがたくさんいます。「私もこんなふうに、自分の”好き”を仕事にしていいんだ」と、思わせてくれるロールモデルに出会える場所です。そして、同じように頑張る仲間たちと出会えたことで、ひとりではくじけそうなときも「私も、もう少し頑張ってみよう」と思えるようになりました。自分を後回しにしていた私が、小さな「好き」を拾い集めて「やりたい」を形にしていくうちに、未来は少しずつ動きはじめたのです。特別な才能や、大きな勇気は必要ありません。大切なのは、ほんの少しだけ自分に優しくすること。そして、未来の自分に「きっと大丈夫だよ」と、小さなエールを送ってあげることです。もしも今「何かをはじめたいけど、私にできるのかな」「もっと自分らしく生きたいな」そんなふうに思っているなら——SHElikesで、自分らしくいるための「好き」と「未来」を探してみませんか?きっとここには、あなたの背中をやさしく押してくれる出会いと、まだ知らない新しい自分が待っています。あなたがあなたらしく輝ける未来は、もうここから始まっています。本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 ざいつしおりさん)SHElikesについて自分らしいキャリアのヒントに出会えるメディア、SHEsharesはこちら