「初対面の人と話す予定があるけど、何を話したらいいか分からない……」
特に春から夏の時期は、クラス替えや異動があり、飲み会もよく行われるでしょう。イベントが多い時は、あまり仲良くない人と関係を深めていく必要もあり、コミュニケーションが苦手と感じている方にとって悩ましいところですよね。
そこで本記事では、初対面の人との会話で困らないためのネタを紹介します。加えて、距離が縮まってきた相手と、さらに盛り上がるための話題も用意しました。
■初対面の相手とも話せる無難なネタ12選
初めての人との会話だと、相手の好みや共通点も分からないため、何を話せばいいのか悩むもの。まずは初対面の相手に話しやすい、無難なネタを12個紹介します。会話のアイスブレイクやあいさつ代わりに、参考にしてくださいね。
◇(1)その日の天気
特に仕事関係などの場合は、なるべく当たり障りのない話題を選びたいもの。そんな時はやはり、^鉄板の天気の話題^がいいでしょう。
「今日は、いい天気ですね」「雨が降りそうですけど、傘持ってきました?」などと会話をすれば、その場を無難にやり過ごすことができることでしょう。
◇(2)休みの日の過ごし方
お見合いや合コンといった場所で、会話のアイスブレイクとして人気があるのは、^「休みの日の過ごし方」^です。^気に入った人と次のデートにつなげることも可能^です。
例えば相手が「ドライブ」といえば、「最近はどこに行ったの?」「どんな車に乗っているの?」「助手席に乗ってみたいな」などと会話を広げられます。
◇(3)地域の話題
自治体などの集まりや、地元の飲み会といった場合であれば、^その地域の話題をすると会話の糸口になる可能性^があります。
例えば「新しくできたショッピングモールに行きました?」「最近、○○小学校の近くのフレンチレストランに行ったらすごくおいしかった」といった具合です。
当たり障りのないネタでありつつも相手も関心を持つ可能性が高いので、滞りなくその場が盛り上がることでしょう。
◇(4)相手の服装・持ち物について褒める
^初対面の人との会話に困った時は、その人が身に着けている服装や持ち物を褒める^のも1つの手です。
褒められて嫌がる人は少ないので、特徴的なアイテムを身に着けている場合は「すてきなブラウスですね」「おしゃれなスマホケースですね。どこで購入したんですか?」などと聞いてみるといいでしょう。きっと、喜んで答えてくれるはずです。
◇(5)映画・ドラマの話
^その時期に注目されている映画やドラマ^があれば、話をしてみるのもおすすめです。最近はNetflixなどの動画配信サービスにおけるオリジナルコンテンツも盛り上がっているので、話題作について見たか聞いてみるのもいいでしょう。
たとえそのサービスに登録していなくても、例えば多くの人が知っている漫画が映画化されたものならば「Netflixは登録していないけど、作品は見てみたい」「原作の漫画は読んだことがある」といった話も出てくるはず。
◇(6)有名人の明るいニュース
有名人に関する話もおすすめです。例えばスポーツ選手の記録更新、芸能人の結婚発表など、^明るいニュースやおめでたいこと^について話をすれば、その場も和むはずです。
◇(7)趣味を尋ねる
初対面の人のことは、知らないことも多いもの。^まずは無難に「趣味はありますか?」と聞いてみましょう。^
もしそこでサッカー観戦など、自分があまり詳しくないジャンルについて言われたら、「サッカーがお好きなんですね。私はあまり詳しくないので、どこのチームを応援するといいかなど教えてもらえるとうれしいです」と、知らないことを素直に伝えるといいでしょう。
きっとその人も、喜んでいろいろと教えてくれるはずです。
◇(8)お得情報
特にカジュアルな飲み会などのシーンでは、^お得情報について話すと盛り上がることでしょう。^
例えば「今月までのキャンペーンで、LINEクーポンを見せると○○がもらえるんだよ」など、誰でも簡単にできるお得情報なら、「もっと教えて!」と食いつく人もきっといるはず!
◇(9)好きな芸能人や推しのアイドル
^合コンや飲み会を盛り上げたい時は、「好きな芸能人は?」「最近、推している人はいる?」という話題^もおすすめです。推しの話を意気揚々と話す人は多いので、きっと盛り上がることでしょう。
また例えば「筋肉質ですてき」「ダンスが上手」など、どうして引かれているのかを聞ければ、相手の好きなタイプを探ることもできるかもしれません。
◇(10)好きな歌手や歌
芸能人やアイドルと同様、^好きな歌手や歌も、盛り上がりやすいネタの1つ。^
もし場を盛り上げたいならば、「来月ライブに行く」「グッズを集めていた」などのエピソードがある話題だと、聞く人もより興味を持ちやすいはず。
◇(11)学生時代の思い出話
^「昔、剣道部だった」「小学生の時にクラスで○○がはやっていた」など、子どもの時や学生時代のエピソード^を話してみるのもいいでしょう。
無難な会話ができ、もし盛り上がれば、相手の方も学生時代のエピソードについて話してくれるかもしれません。
◇(12)おすすめのアイテム
女子会や飲み会といったシーンでは、^便利なアイテムなどのネタ^も人気です。
例えば「最近通販で購入した靴ずれクリームが、とてもいい」など、実際に使用して良かったアイテムを共有すれば「どこで購入できるの? 教えて!」といった形で、会話も進むことでしょう。
■話がより盛り上がる面白いネタ8選
「相手ともっと距離を縮めたい」という場合は、より踏み込んだネタを投じるのがおすすめです。具体的なネタを8個紹介します。
◇(1)過去の面白エピソード
緊張した空気を和らげ、さらに自分に親しみを持ってもらいたい場合は、^思い切ってあなたが過去に経験した面白エピソードを話してみる^のもいいでしょう。
例えば「芸能人にファンレターを書いたら返事がきた」「間違えて左右違う靴下で1日過ごしたことがある」など、ちょっと人が気になるネタを話すと、その場も盛り上がるはず!
◇(2)家族や友達の面白いエピソード
「面白エピソードを話したいけど、自分にネタがない」という場合は、^家族や友人の面白エピソード^を話してみてはいかがでしょうか?
例えば「母親と駅で待ち合わせしたら、エプロン姿でやってきた」など、クスっと笑えるものだとベストです。
◇(3)過去の恋愛失敗談
合コンなどで出会った人で、もっと距離を縮めたいという場合は、相手の恋愛傾向も知りたいものですよね。
しかしこちらからいきなり質問攻めをすると、相手も話しにくいもの。そんな時は、^自ら過去の恋愛失敗談を話してみる^のも1つの手です。ただしその際は「ダメ男に捨てられて」など、あまりネガティブすぎるのはNG。
「好きな人にラブレターを書いたけれど、結局渡せなかったことがある」など、相手が引かないレベルの話でとどめておくといいでしょう。場合によっては、目の前の相手も自分の恋愛失敗談について話をしてくれるかもしれません。
◇(4)昔出会った「ちょっと変わった人」
カジュアルな飲み会の場だと、他人の話題で盛り上がることも多いです。そんな時は、^昔出会った「ちょっと変わった人」のエピソード^を投じるのがおすすめ。
例えば「クラスの隣にいた男の子が、ずっと消しゴムのカスを集めて何かを作っていた」「昔付き合っていた人とのデートが、なぜかいつも競馬場だった」など、少し変わったエピソードを話すと、「どんな人だったの?」と質問が起きるかも?
ただし、特定できる誰かの悪口になるような話は避けましょう。
◇(5)お互いの第一印象
友達とまではいかないものの、^何度か会ったことがあり少し打ち解けてきたら、「お互いの第一印象」について話し合ってみる^といいでしょう。
距離を縮めたいなら相手の良い印象について話すと、きっと喜んでくれるはず。また、「実は最初は話し掛けづらかったけれど、意外と気さくでびっくりした」など、ギャップについて会話するのも盛り上がりそうです。
◇(6)一度は行ってみたい場所
^当たり障りなく、なおかつ少し踏み込んだ話をしてみたいという方は、「人生で一度は行ってみたい場所がありますか?」と聞いてみる^といいでしょう。
「インドのガンジス川」「オーロラが見える場所」など、行ってみたい場所には、その人の人生観や嗜好が見えてくることもあります。そこを選んだ理由を深掘りしたり、自分の価値観との共通点を話したりすると盛り上がるでしょう。
◇(7)自分の少し変わった趣味
「こんな趣味を話したら、相手に引かれるだろうか……」と、^ちょっと特殊な趣味を持っている方は、あえてその話を振ってみると案外盛り上がるかも?^
例えば「石を集めている」「アルミホイルの玉をたたいてピカピカにするのにはまっている」など、どんなことでも構いません。そこから「どうしてやることにしたの?」など質問されることがあれば、きっと会話が弾むことでしょう。
◇(8)頑張っていること
真面目でおとなしそうな人が相手だと、恋愛ネタなどは話しにくいものですよね。そんな時は^「何か頑張っていることはありますか?」「夢中になっているものはありますか?」と質問してみてはいかがでしょうか?^
もしかすると今取り組んでいることについて、意気揚々と話してくれるかもしれません。
■NGな話のネタとは
時と場所によっては、話題としてNGなものもあります。例えばよほど親しくない限り、^下ネタを話すのは危険^です。
また芸能ニュースでも、不幸な内容だとその場が暗くなることもあります。芸能人への批判といった内容だと、もし彼らのことが好きな人がその場にいた場合、空気が悪くなる恐れがあります。
^知り合ってわずかな人との会話では、なるべくネガティブな話は慎むのが得策^です。
そして家族構成・政治・信仰する宗教など、^その人のアイデンティティーに関わるものや、プライベートに踏み込んだ話^をすると、相手によっては嫌がられる可能性があります。
もし、どうしても相手と深い話をしたいという場合は、その人との距離が縮まってからの方がいいでしょう。また無理に聞き出すのではなく、自分の情報を先に話して、相手の反応を伺うのがベターです。
■話のネタを活用して相手との距離を徐々に詰めていこう
初対面の人は、どんな性格か、何に興味があるのかが分からないもの。うかつに変なネタを話すと怒らせたり、その場がしらけたりする恐れがあるので注意しましょう。
まずは無難なネタから始めて、少し盛り上がってきたら、面白いネタを投じてみるといいでしょう。きっと盛り上がって、会話も楽しめるはずです。
(みくまゆたん)
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