「基本は水」!?　美容賢者たちに“硬水”が再注目されている－飲料水最新事情

小学館女性インサイト研究所では、20～30代の「AneCan」「Oggi」「Domani」「美的」読者を対象に、飲料水に関する調査を行った。日常の飲料は、美容意識の高い人ほど、日常の飲み物にミネラルウォーター、それも“硬水”を取り入れているという結果になった。

「毎日飲んでいる飲料」を聞いたところ、一番多いのは「お茶・コーヒー」の51％だが、全体の30％にあたる3人に1人が「水」と回答している。また、普段から「意識して水を摂るように心がけているか」を聞いたところ、「いつも心がけている」が30％、「なるべく心がけている」が48%と約8割が意識して水を飲んでいるという結果になった。

美容のために、水の中でも「硬水」を飲んだことのある女性は71%にのぼり、「硬水」に喉の渇きを潤すだけでなく、美しさ・健康などのプラスアルファを求めている。

「硬水」のイメージを聞いたところ、美容にとても良いと思っている女性は27%、まあまあ良いと思っている女性の58％と合わせると、85％が美容効果を期待している。

美容ジャーナリストの木更容子さんの話によると、「硬水」はノーカロリーで、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富、「便秘の解消」などのメリットがあるという。硬水は成分に特性があるぶん、独特の味で飲みにくいと感じる人も多いが、飲み続けることで慣れてくるという声が多い。

同調査では、硬度別硬水マップとして、エビアン（硬度304mg/L）、ヴィッテル（硬度315mg/L）、サンペレグリノ（硬度640mg/L）、ゲロルシュタイナー（硬度1310mg/L）、コントレックス（硬度1468mg/L）を紹介している。

※この記事は2014年11月28日に公開されたものです