制作費5千円!? 低予算で莫大な利益を生んだ、名作映画を一挙大紹介!
松本人志監督の「R100」が打ち切り? なんてウワサが飛び交っていますよね。どこまで真実なのかはわかりませんが、映画を作るって大変なことだと思いませんか。時間と莫大なお金をかけて一生懸命作ったのに、つまらなかったら、色んな人たちから叩かれまくる。辛い仕事ですよ!
しかし、世の中には少しのお金と時間で作られた、名作映画も数多く存在するのです。中にはなんと制作費数千円という作品まで! 制作費が1億円以下にも関わらず、大きな収益をあげた映画をご紹介します。
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●「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(1999年)
制作費480万円
世界興行収入198.9億円
当時、顔面蒼白の女性がアップで映しだされるシーンが、CMでバンバン流れてましたよね。魔女伝説を追いかけて森で行方不明になった学生たちのお話ですよね。全編ホームビデオのような映像のため、本当のドキュメンタリーみたいで不気味でした。ラストのあのシーン、いや~ゾッとしました。
●「パラノーマル・アクティビティ」(2009年)
制作費120万円
世界興行収入154.7億円
割りと最近の作品で、こちらもかなり話題になりました。120万円の作品が154億円に化けるとは、作った人もさぞ驚いたことでしょう。ポルターガイストに悩まされる夫婦が、真相を確かめようと寝室に仕掛けたビデオに夜毎、奇妙なものが写り込む……というストーリーです。シリーズ1作目は、エンディングが2パターンあるのですが、どちらがお好きですか?
●「十二人の怒れる男」(1957年)
制作費2千7百万円
世界興行収入8千万円
とある裁判で集められた陪審員たちの攻防が描かれた作品。筆者は学校の社会の授業で見た記憶があります。ほぼ1シーンでの撮影で、撮影日数はわずか2週間! 制作費が2,000万円代で済んだのも納得です。短期間・低予算・高利益て、ビジネスで最も目指すべきタイプですね! まさに!
●「モンスターズ/地球外生命体」(2010年)
制作費400万円
世界興行収入3.4億円
NASAの探査機が不慮の事故によってばら撒いた地球外生命体のサンプルによって、メキシコが危険地帯になるというストーリー。ドキュメンタリーテイストなら、まあ低予算でもアリか、と思いきやこれはSFなんですね。実際に見たことはありませんが、劇中、モンスターとかは登場しないのでしょうか? 低予算のSFって気になりますね。
●「エル・マリアッチ」(1992年)
制作費56万円
世界興行収入1.6億円
監督のロバート・ロドリゲスの出世作とのことで、誰かと思ったら「スパイキッズ」を作った人なんですね。それはすごい! 今回紹介した作品の中で2番目に低い金額ですね。メキシコのギャングの抗争に一般人が巻き込まれていくという物語ですが、あらすじ読んだだけで見たくなりました! 「エル・マリアッチ」が大ヒットしたことで、その後十倍の制作費で続編「デスペラード」が作られたそうですが、どっちが面白いのでしょうか。
●「コリン LOVE OF THE DEAD」(2008年)
制作費5625円
世界興行収入1億円以上
制作費を何度か読み直しました。でも間違いありません。脅威の5千円台です。クリエイターのマーク・プライスが制作、監督、脚本、撮影、編集を一人で手掛けたんだそうです。ということは、制作費5千円は、交通費か何かなのでしょうか。しかし、あらすじを見たところ、世界中で死者が蘇り、人々がパニックに陥るというお話のようです。5千円で一体どんな風に描かれているの!?
◆ご紹介したのはほんの一部の作品。まだまだ低予算・高利益の映画はたくさんあるんです! ただ単にお金をかければいいというものではない。肝心なのはアイディアと工夫ってことがよ〜くおわかりいただけたかと思います。TSUTAYAで何を借りようか迷ったら、ぜひこれらの作品を探してみてくださいね♪
(ホーリーナイト/清談社)
※この記事は2013年11月13日に公開されたものです