家計簿をつけている割合とそのメリットとは?
家計簿は、家計の収支を記録する帳簿のことを言います。今は家計簿アプリなど、ウェブ上で記録できる便利な家計簿ツールもありますよね。とはいえ、収支を記録するのが面倒、家計簿をつけるメリットがわからない、という人もいることでしょう。そこで、実際に家計簿をつけている割合や家計簿をつけるメリットについて、アンケート調査してみました。
家計簿をつけている家庭の割合
Q.自分または配偶者が家計簿をつけていますか?
・はい……56.1%
・いいえ……43.9%
※有効回答数326件。単数回答式。小数点第二位を四捨五入
半分以上の家計が家計簿をつけている
家計簿をつけていると答えた人の割合は、56.1%と半分以上。半分以上の人が家計簿をつけているということは、家計簿をつけることにはさまざまなメリットがありそうです。
家計簿をつけるメリット
家計の収支の記録、と言うのは簡単ですが、家計の支出は食費だったり、雑貨にかける費用だったり、とこまごまとしていますよね。大変かもしれませんが、それでも多くの人が家計簿をつけているということは、それなりのメリットがあるはず。そこで、家計簿をつけている人たちに対し、メリットを聞いてみました。
お金の流れがわかりやすい
・「ざっくりと収支が把握できる」(女性/29歳/主婦/その他)
・「収入、支出がわかる」(女性/29歳/正社員(総合職)/専門職(金融・不動産・医療・福祉系等))
・「食品、外食、雑費、買い物など、それぞれでどのくらいのお金を使っているか把握できる」(女性/37歳/主婦/その他)
毎月、どの時期に、どのようなことでお金が出ていくのか、といったお金の流れがわかりやすくなる、といった回答が多く見られました。家計を管理するうえで、お金の流れの全体像を把握しておくことは大切ですね。
前年度と比較できる
・「ガス代の基準が、昨年と見比べるとこのくらいかかるな、などわかるから」(女性/28歳/パート・アルバイト/事務系専門職(法務・財務・人事・総務など))
・「前年度比もできるから、どれくらい節約できたか見える」(女性/39歳/主婦/その他)
・「各項目の支出や光熱費が前年と比較できる」(女性/36歳/主婦/その他)
光熱費や行事にかかるお金は、時期によって変わってきますよね。昨年の同時期の支出額を確認することで、この時期はどれくらいのお金がかかる、とおおよその見積もりが立てられるのもメリットのようです。
節約意識が生まれる
・「何にどれくらいお金を使ったかが見えることで、改善すべきポイントが見えてくる」(女性/32歳/正社員(一般事務)/事務系専門職(法務・財務・人事・総務など))
・「使いすぎていた場合、途中でブレーキをかけられる」(女性/31歳/派遣社員/その他)
・「支出の内訳がわかるので、無駄を見つけやすい」(女性/30歳/嘱託・契約社員/その他)
支出を記録し、後々見直すことで、「これは購入する必要がなかったのではないか」「これには無駄にお金をかけすぎているのではないか」など、節約のポイントが見つけやすくなるようです。
まとめ
家計簿をつけることで、収支の流れや、無駄な買い物が明確になり、家計を管理しやすくなるという声が多く見られました。向き不向きもあるので、一概に家計簿をつけるべきとは言えませんが、家計の収支を明確にしたい、節約できる部分を見つけたい、と考えている人は、一度家計簿をつけることにトライしてみてはいかがでしょうか。
(マイナビライフサポート編集部)
※画像はイメージです
※マイナビライフサポート調べ
調査日時:2020年3月26日
調査人数:326人(22~39歳の男女)
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※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください
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※この記事は2022年09月12日に公開されたものです