約9割が満足⁉ 「卵子凍結」実施を選んだ女性のホンネを調査
グレイスグループはこのほど、Grace Bank(グレイスバンク)にて凍結卵子を保管している女性150人を対象に実施した、卵子凍結実施に関するアンケート調査の結果を発表しました。
卵子凍結を初めて実施した年齢の平均値は36.4歳
まず、卵子凍結を初めて実施した年齢を聞いたところ、最も多かったのは「38歳」で、「39歳」が続きました。平均値は36.4歳となっています。
8割が「将来子どもを持ちたい」と回答
次に、卵子凍結実施時に子どもがいなかったと回答した149人に、どの程度、子どもを持ちたいと思っていたか尋ねてみました。その結果、「絶対に子どもを持ちたい」または「どちらかというと子どもを持ちたい」の合計回答が85.3%にのぼりました。
一方で、「今はキャリアの形成を優先したい」、「パートナーが今はいないけれど、いつか子どもが欲しくなった時のために」などといった理由から、「子どもを持ちたいか持ちたくないかわからない」という心境の中で、卵子凍結を実施した人も7.4%見られました。
卵子凍結を実施した決め手の過半数は「自分の年齢」
卵子凍結を実施した最も大きい理由を聞いたところ、「自分の年齢が気になった」が過半数を超えました。以下には、「AMHの値が年齢の割に低かった」や「将来に対する漠然とした不安」が続く結果となっています。
卵子凍結実施者の88%が高い満足度を示す
卵子凍結を実施したことに対して今どのように感じられているか尋ねると、88%が「大変満足している」または「満足している」と回答しました。
具体的には、「子どもを持つ可能性が高められたと感じた」、「将来の妊娠に備える保険が手に入った」、「将来の選択肢が増えたと感じた」などのコメントが寄せられています。
調査概要
調査期間:2024年9月29日~10月15日
調査対象:Grace Bank(グレイスバンク)に凍結卵子を保管する女性150名
調査方法:インターネット調査
調査主体:グレイスグループ
(フォルサ)
※この記事は2024年11月12日に公開されたものです