働く男女に聞く。仕事でのストレスを感じる人は勤務年数問わず、約7割に
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは、20〜60代の働く男女1,000名を対象に「仕事でのストレスに関する調査」を実施しました。
約7割が「仕事でのストレスを感じている」
仕事でのストレスについて、「とてもストレスを感じる」が18.1%、「ややストレスを感じる」が48.7%となり、合わせると66.8%がストレスを感じていることがわかりました。
勤続年数別で見ると、「5年以上10年未満」において「とてもストレスを感じる」が2割を超え、最も高い結果に。勤続年数を問わず、ストレスを感じる人の割合はそれぞれ6割以上を占めています。
年代別で見ると、60代は「とてもストレスを感じる」が10.5%となり、他の年代のおよそ半数でした。
また、「あまりストレスを感じない」が37.0%で他の年代と比較して最も高く、ストレスが最も少ない様子がうかがえます。
年代が上がるほど「2年以上前」から続くストレスが高い
ストレスを感じると回答した人を対象に、そのストレスはいつから感じているか聴取したところ、「2年以上前」が全体の37.1%でトップでした。
年代が上がるほど「2年以上前」の割合が高く、60代の約5割に対し20代では約2割に留まります。他の年代と比較して、20代は「数週間前」と直近のストレスが高くなっています。
20代は「ネットやSNSで気晴らしする」が他の年代より高い
ストレス対処法を聴取したところ、「休暇/休息をとる」「趣味や運動をする」が全体の上位でした。
20代では「ネットやSNSで気晴らしする」が24.0%で他の年代より高く、ネットやSNSが身近な存在となっていることがわかります。
40代と50代は「上司や同僚との人間関係」がストレス原因のトップ
ストレスを感じると回答した人の主な原因は、「上司や同僚との人間関係」「業務内容」が全体の4割を超えています。
年代別で見ると、20代と60代は「業務内容」、30代は「業務量の多さ」、40代と50代は「上司や同僚との人間関係」がそれぞれトップでした。
現在の勤め先で、およそ半数がストレスによる心や体の不調を経験している
現在の勤め先で、ストレスによる体調不良や精神的な問題を経験したか聴取しました。
その結果、「精神的な問題」が18.4%、「体調不良」が11.7%、「両方とも」が16.2%となり、合わせるとおよそ半数が心や体の不調を経験していることがわかりました。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年4月8日〜4月11日
パネル:「Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」の会員登録をしている人)
調査対象:国内在住20〜60代の働く男女
有効回答数:1,000名 ※性年代別に各100サンプル回収
※調査結果は小数点第2位を四捨五入しています
(エボル)
※この記事は2024年05月24日に公開されたものです