詮索する人の特徴や心理とは? うまく付き合うための対処法を解説
初めは普通の会話だと思っていても、質問される内容や頻度によっては、詮索されているように感じることもありますよね。なぜ根掘り葉掘り聞いてくる人がいるのでしょうか?
今回は、詮索する人の特徴や心理を解説。また、彼らと上手に付き合うための対処法についても紹介します。
詮索する人ってどんな人?
詮索する人とは、他人のプライベートな情報を執拗に聞いてきたり、初対面にもかかわらず根掘り葉掘り探ってきたりする人のことを指します。
「詮索する」の類義語には、「干渉する」「深入りする」などがあり、少々ネガティブな印象がある言葉ともいえるでしょう。
プライベートな部分をしつこく質問されることに対して、不快感を抱く人も少なくありません。
詮索する人の特徴
ここからは、詮索する人の特徴を紹介していきます。
(1)相手の気持ちを考えない
詮索する人の大きな特徴として、自分の「聞きたい」「知りたい」という感情を優先するため、他者の気持ちを考えない傾向にあります。
相手が答えにくいような質問も平気で聞いてくるので、無神経な発言だと捉えられることも少なくないでしょう。
(2)自分の話をしたがらない
詮索しない人は、相手の個人的な情報をよく聞くにもかかわらず、自分の話はしたがらない傾向にあります。
彼らは他人の弱みをつかむためにあれこれと探りを入れる一方で、自分自身が話の中心になったり、うわさのネタになったりすることは避けたいのです。
周囲の意識が自分の方に向いているのを感じると、話を逸らすなど歯切れが悪くなる可能性が高いでしょう。
(3)うわさ話が好き
詮索する人の特徴として、うわさ話が好きなことも挙げられます。
少しでも多くゴシップネタを仕入れるために、あれこれと情報を探ろうとする人が一定数いるのです。
そんな人に秘密を知られたら最後、すぐに周囲へと広まってしまうでしょう。
(4)他者との距離感が近い
詮索する人は、情報を探るためにいろいろと質問することが多くなるので、他者との距離感が近い傾向にあります。
中には、社交性に優れており、コミュニケーション能力に長けている人もいるはず。初対面でもすぐに打ち解けられるため、初めはフレンドリーな印象を受けることが多いでしょう。
(5)寂しがり屋
詮索する人の中には、寂しがり屋な人も一定数います。
孤独を感じて不安になりやすいために、他人とのつながりを求めて情報を深く探ろうとしてしまうのです。
もしかすると、仲良くなろうとするがあまり、悪意なく根掘り葉掘り質問してしまっているのかもしれませんね。
(6)おせっかい
詮索する人は、おせっかいな一面も。
彼らは人の役に立ちたいという思いから、周囲の人の困り事や悩みを知ろうとして干渉しすぎてしまうことがあるようです。
本人には悪気がないため、指摘しづらいタイプだといえますね。
(7)暇で時間に余裕がある
時間に余裕がある人もおのずと詮索する人になってしまいがち。
他意はなく、単純に暇で時間をつぶすために、個人的な情報まで深く質問してしまうのでしょう。
このタイプは、相手に興味や関心があるわけではなく、とりあえず話を広げるためにいろいろ聞いていることが考えられます。
詮索する人の心理
次に、詮索する人の心理を見ていきましょう。
(1)精神的に優位に立ちたい
相手よりも精神的に優位に立ちたいという思いから、詮索する人も一定数存在します。場合によっては、相手の弱みにつながる情報を探っているケースも。
マウントを取りがちな人がこのパターンに当てはまります。周囲にいる場合は、何でも正直に答えるのは避けた方が無難ですよ。
(2)もっと親密になりたい
相手との深いつながりを求めるあまり、プライベートなことを執拗に聞いてしまう人もいます。
彼らは、会話をする中でお互いの共通点や親しくなるためのきっかけを見つけたいのでしょう。
このパターンの場合、距離の詰め方に戸惑ってしまうかもしれませんが、本人に悪気はなく、単純に仲良くなりたいという気持ちが強い可能性が高いです。
(3)会話のネタが欲しい
会話のネタが欲しいという思いから、ついつい詮索してしまう人もいます。
おしゃべり好きな人は、話が途切れることや、沈黙の時間を防ぐために、常に話題を仕入れておきたいと考えるのです。
他の人との会話で盛り上がるネタがほしいという心理が働いて、詮索につながってしまっているのでしょう。
(4)他者に興味がある
「知りたい」という気持ちが強い人は、さまざまな物事に干渉しがちな傾向があります。
このタイプは人に対しても同様であり、プライベートに関する個人的な情報も詮索して、自分の好奇心を満たそうとするでしょう。
相手への配慮が欠けてしまうこともあり、自己中心的な印象を持たれてしまう人が多いのが特徴です。
(5)相手のことが信じられない
詮索する人の心理状態として、疑心暗鬼な気持ちも挙げられます。
疑い深い性格が原因で相手の回答を素直に受け入れられず、「本当にそう思ってる?」などと何度も執拗に確認してしまうのです。
このタイプは、自分が納得するまで質問することになるため、周囲から疎まれてしまっている可能性も高いでしょう。