お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「ご希望に添えず申し訳ございません」の使い方は? 例文つきで解説

にほんご倶楽部

「ご希望に添えず申し訳ございません」の言い換え表現

ここからは、「ご希望に添えず申し訳ございません」の言い換え表現を紹介します。

(1)「ご要望にお応えできず申し訳ありません」

「ご要望にお応えできず申し訳ございません」は、「ご希望に添えず申し訳ございません」とほぼ同じ意味を持ちます。

例文

・「キャンペーン期間は今月末日までとなっており、それ以降のお取引については対象外とさせていただいております。ご要望にお応えできず申し訳ありません

・「ご意見をいただいた件ですが、委託先のシステム上の仕様となっており、弊社では対応いたしかねます。ご要望にお応えできず申し訳ありません

(2)「大変恐縮ではございますが~いたしかねます」

相手からの依頼を断る時は、「大変恐縮ではございますが~いたしかねます」という言い方もできます。

「~いたしかねる」とは「~しかねる」の丁寧な言い方で、「~しようとしてできない、~することがむずかしい」という意味です。

例文

・「お問い合わせいただいたところ大変恐縮ではございますが、ご指定いただいた○月○日は定休日となっているため、お引き受けいたしかねます

・「ご連絡いただいたところ大変恐縮ではございますが、その件についてはまだ詳細が決まっていないため、現時点ではお答えいたしかねます

「ご希望に添えず申し訳ございません」は依頼を断る時に使える言葉

「ご希望に添えず申し訳ございません」は、相手からの依頼を断る時などに使える言葉です。

ただ「できません」と断るのではなく「ご希望に添えず申し訳ございません」と一言加えると、相手の心情に配慮していることを伝えられます。

特にビジネスシーンでは、顧客や取引先とトラブルに発展しないよう、ちょっとした言い回しに気を配る必要があります。

「ご希望に添えず申し訳ございません」といった相手への気遣いが伝わる謝罪の言葉をうまく使って、円滑なコミュニケーションを心掛けましょう。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年12月20日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

この著者の記事一覧 

SHARE