「というていで」とは? 意味や使い方・漢字表記・類語まで解説
「というていで」は特にビジネスシーンでよく耳にする言葉ですが、正しい意味や使い方を知っていますか? 今回は例文を交えて解説します。
「というていで」は、ある状態や様子にあること、敢えてそのように見せかけることを表す言葉です。
日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われる言葉ですが、正しい意味や使い方が分からない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、「というていで」の正しい意味や使い方について例文を交えて詳しく解説していきます。
また、最後には類語・言い換え表現も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
「というていで」の意味とは?
「というていで」には、「ある状態や様子にあること」と、またはそのような「ふりをすること、見せかけること」という2つの意味があります。
「というていで」は話し言葉で多く使われるため、書く際は読み方が分かりやすいよう、ひらがなで表記するのが一般的です。
漢字で表す場合は「という体で」「という態で」の2種類があり、どちらも同じ意味で使われます。
「体」と「態」はいずれも通常「たい」と読みますが、「というたいで」と読むのは誤用なので注意しましょう。
「というていで」は方言?
漢字表記が「体」と「態」のいずれの場合も、「てい」という読み方はあまり一般的ではありませんよね。そのため、「というていで」を方言の一種と捉えている人がいますが、これは間違いです。
「というていで」は正しい読み方の標準語なので、日常会話からビジネスまで、幅広いシーンで問題なく使えます。