「赤い月は不吉の前兆」ってどういう意味? 月が赤く見える理由を解説
赤い月が出る理由
なぜ月が赤く見えるのか、その理由は科学的に解明されています。月が赤く見える理由として考えられるものをいくつか挙げていきます。
(1)皆既月食
赤く見える月の1つが皆既月食(かいきげっしょく)です。皆既月食とは、月と太陽の間に地球が入り込むことで生まれる現象のこと。
この皆既月食中には「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる赤い月が観測されます。朝日や夕日が赤く見えるのと同じ理由で、かすかな赤い光が月を照らすことから、赤い月が見られるのです。
皆既月食の際は月が赤黒く、血のように見えることから別名「ブラッドムーン」とも呼ばれています。

皆既月食が持つ意味や皆既月食の日に起こる変化、おすすめの過ごし方を紹介します。
(2)月が地平線に近い
私たちが目にしている月は、青い光や赤い光などさまざまな色が混ざって全体的に白っぽく見えています。
しかし、その光が地上に届くまでには大気の中を通過する必要があり、青い光はその過程で散乱しやすくなります。一方で赤い光は大気中を通過しても散乱しづらいのだそう。
月が地平線に近い位置にある時は光が厚い大気を通過することになり、青い光は届きにくく、赤い光だけが届きます。そのため、位置によっては月が赤く見えることがあるのです。
(3)ストロベリームーン
ストロベリームーンは正式な天文用語ではなく、元々6月に見られる満月を表す愛称でした。なぜ「ストロベリー」とついているかというと、アメリカ先住民族が6月にイチゴを収穫していたからだとされています。
そのためストロベリームーンは「イチゴのように赤い月」という意味ではないので、本来赤い月とは無関係。しかし、実際にこの時期の月は大気の影響で赤っぽく見えることがあり、そのこともストロベリームーンと呼ばれるようになった理由とされます。
「赤い月=ストロベリームーン」という認識は誤りではありますが、6月に見える赤い月ならばストロベリームーンに該当するかもしれません。ちなみに、2024年のストロベリームーンは6月22日に見ることができるといわれていますよ。

ストロベリームーンの特徴とおすすめの過ごし方、その他の満月の名前について紹介します。
赤い月は不吉の前兆ではないのでご安心を
赤い月は古来より、不吉の前兆だと考えられてきました。しかし、現代では月が赤く見えるメカニズムが明らかにされており、不吉の前兆ではないことが証明されています。
しかし、生物の活動には月の満ち欠けが関係しているため、赤い月が私たちに及ぼす影響は全くないとは言えないかもしれないですね。
いずれにせよ、赤い月が非常に珍しい現象であることは間違いないので、見られる機会があったらぜひ空を見上げてみてください。
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※この記事は2023年11月08日に公開されたものです