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「ありがたいです」は敬語? ビジネスでの使い方や言い換え表現を解説

にほんご倶楽部

「ありがたいです」の類語・言い換え表現

「ありがたいです」はカジュアルな敬語としても使われていることが多く、受け取る相手によっては上から目線に感じられてしまうことも。

そこでここからは、「ありがたいです」の類語や言い換え表現を紹介します。シーンに合わせて使い分けてみてくださいね。

(1)「ありがたく存じます」

「ありがたく存じます」は、「ありがたい」と「存じます」を組み合わせた言葉です。「ありがたく思う」の丁寧語であり、めったにないことに対して感謝する意味合いを持ちます。

「ありがたいです」はもちろん、「ありがとうございます」や「感謝いたします」よりもさらに丁寧な表現です。

(2)「ありがたい限りです」

「ありがたいです」という感謝の言葉に「限り」をつけることで、感謝の気持ちでいっぱいであるというような強調表現になります。

相手のきめ細かな対応に対して感謝の気持ちをより強く伝えたい時には、この表現を使うといいでしょう。

(3)「幸いです」

「○○していただけるとありがたいです」とお願いする場合には、「○○していただけると幸いです」に言い換えることもできます。

お願い事をストレートに「○○してください」というと、そっけない印象になってしまうもの。「幸いです」とすることで柔らかな印象となり、相手への敬意を込めることができるでしょう。

「ありがたいです」は相手や状況を選ぶ敬語

「ありがたいです」は若干カジュアルな敬語の部類に入ります。そのため、人によっては上から目線に受け取られてしまうことも。

シーンによっては「ありがたく存じます」「幸いです」といった類語に言い換えることをおすすめします。

しかし「ありがたいです」はフランクな印象を与え、相手が親近感を抱いてくれるかもしれません。仲のいい同僚や後輩などにくだけた表現をしたい時には「ありがたいです」を使ってみるといいでしょう。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年11月07日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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