#102 失恋の悲しみから「自分自身を癒やす」ためのフレーズとは?
「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.102
「さよならも人生。いまは落ち込むとき」
この言葉の効果
失恋した貴女にこのラブスペルを捧げます。
失恋の悲しみに浸って、次の恋を呼び寄せることができます。
何歳になっても、さよならはつらいものですよね。友達とランチしていても、仕事中でも、夜にシャワーを浴びる時でも、ふと頭によぎって悲しくなるでしょう。気づけば泣いているのかもしれません。
しかし、そこで、どうか「引きずるのは悪いことだ」「悲しんでいる暇はない」「はやく次の恋を」と考えないでほしいのです。
おそらく不可能だから。別れの傷は──貴女の心は──そう簡単に癒えるものではありません。なのに失恋を引きずるのは悪いことだと考えていると、彼を思い出すたびに自分を責めることになります。心残りが、未練や執着にもなるでしょう。
大切なのは“悲しみに浸り切ること”です。
悲しみを、味わい切ること、落ちこみ切ること。彼のことを思い出して苦しいのはわかります。しかし次の恋をするために──貴女らしさをとりもどすために──それが必要なのです。心に別れを実感させてあげることが大切なのです。どうか失恋を悲しむ勇気を。
ラブスペルの使い方
彼と別れたあと自分の心に向けて唱えましょう。
悲しみがこみあげた時や、はやく次の恋を探さなければと焦りを感じた時に。信じられなくても、とにかく唱えてみることが大切です。このラブスペルは、ある種の慰めになるでしょう。
貴女の心は、貴女の想像以上に傷ついています。
どうか気づいてください。いまは休む時です。
世間は愛だの恋だのと謳いますが、いつだって恋愛活動をしないといけないわけではありません。その感情を受け入れてください。心と身体を休めてください。本当に動くべき時がきたら心がサインを送ってくれますから。
執着や未練を残さないためにできること
このラブスペルは、執着を断つためにも唱えたほうがいいでしょう。
逆にいえば、失恋を悲しみきれなかった場合、彼に対して、心残りが生まれてしまうのです。
忘れられない未練として。次の恋に踏み出せなくなるのですね。
とことん落ちこみ切って、貴女の心に、別れを実感させてあげることが大切なのです。どうか失恋を悲しむ勇気を。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)
※この記事は2023年10月05日に公開されたものです