ベース顔に似合う前髪とは? 髪型別の似合わせ術を解説【イラスト付】
顔の形によって、似合う前髪は異なります。エネルギッシュで親しみやすい印象を与えるベース顔には、どんな前髪が似合うのでしょうか。今回は、美容師ライターの向井智美さんがベース顔の特徴や似合う前髪を紹介します。
おおらかで落ち着いた印象を与えるベース顔さん。その一方で、エラが張るなど、輪郭にコンプレックスを持っている人もいるかもしれません。
実はベース顔と相性のいい前髪にするだけで、気になるフェイスラインをカバーしながら、大人かわいいスタイルになれるのです!
そこで今回はベース顔の特徴や似合う前髪、ベース顔の前髪ヘアカタログをイラストで分かりやすくご紹介します。
ぜひベース顔に似合う前髪を知って、自分にぴったりなヘアスタイルを見つけましょう!
ベース顔の特徴とは?
エネルギッシュで親しみやすく、おおらかな印象を与えるベース顔さん。
ベース顔と聞くと「エラが張っている」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか? 実は、他にも自分がベース顔かどうか確認できる方法があるのです。
ベース顔の特徴を5つご紹介しますので、セルフチェックしてみてくださいね!
(1)エラが張っている
ベース顔の特徴は、耳下からあごまでの間が張っていることです。
鏡で自分の顔を見たときにエラが角張って見えたり、触ったときに骨が出っ張っていたりする場合、エラが張っていると言えます。
(2)あごが細くシャープになっている
あごに丸みがなく、先が尖っているのはベース顔の特徴です。手で触って、あごの骨が尖っていないか確認しましょう。
また、たとえエラが張っていたとしても、あごが四角く直線的な場合は、ベース顔ではなく八角形型と言えます。
(3)顔が横に広い
ベース顔は顔の面積が縦よりも、横に広くなることが多いです。眉から口までの縦の長さが1であるのに対し、両方の頬までの横の長さが2になるのです。
縦1:横2の比率で顔の横幅が広くなるのが、ベース顔の特徴と言えます。
(4)頭のハチが張っている
ハチとは、頭の頂点とサイドの間の部分のこと。手で触ったときに一番出っ張っている部分を指します。
頭を手の平で包み込んだときに、ハチの骨が角張っているか確認してみましょう。
(5)顔の形が直線的になっている
ベース顔は、頭から顔にかけてのシルエットに丸みが少なく、直線的な印象です。
おでこを出して髪の毛を耳にかけ、鏡で顔の形を確認してみましょう。
ベース顔に似合う前髪の特徴
気になる部分をカバーしながら、ベース顔の良さをさらに引き立たせる前髪をご紹介します。
(1)長め前髪or前髪なしで縦のラインを出す
長めの前髪や前髪なしにしておでこを出すと、顔の縦幅が強調され、横幅やエラ張りが気にならなくなります。
ポイントは髪の毛がペタッとしないように、前髪の根元を立ち上げたり、毛先をコテで巻いたりすること。そうすることで立体感が出て、バランスの取れた美人顔になりますよ!

美容師ライターの向井智美さんが、前髪のきれいな流し方とコツをイラストと共に分かりやすく解説します。
(2)斜めに流して小顔に見せる
ベース顔は顔が平面的に見えやすいので、前髪を斜めに流しておでこを少し見せることで、奥行きが出て顔が小さく見えます。
コテやストレートアイロンで軽く巻いて、柔らかさを出すのもおすすめ!
ヘアオイルで束感を出して、隙間からおでこを透けさせながら前髪を流すのも効果的ですよ。
(3)サイドバングで顔の角張りをカバー
サイドバングとは、前髪の横にある髪の毛のこと。ここに髪の毛があるだけで、フェイスラインの角張りをカバーしてくれます。
唇までの長さにして顔に沿わせたり、コテやストレートアイロンでハネさせたりするだけで、顔まわりに抜け感が出ますよ。

美容師ライターの向井智美さんが、サイドバングの印象や魅力を解説。サイドバングが似合う人の特徴も紹介します。
▶次のページでは、ベース顔の方の前髪ヘアカタログを髪の長さ別に紹介します。