す、涼しい……！東京の暑さから解放されたスイス4泊6日の旅

更新: 2023.08.16

富士山級の山々が連なり、大自然が織りなす絶景を楽しめるスイス。特に夏は快適な気候の中で、観光やハイキングを楽しめるベストシーズンです！

酷暑が続く東京から逃げるようにして筆者が向かったのは、アイガー・メンヒ・ユングフラウというユングフラウ三山の麓に広がる「ユングフラウ地方」。Netflixの韓国ドラマ『愛の不時着』のロケ地にもなった、今注目のエリアです。ベストシーズンのスイス・ユングフラウ地方を大満喫する、4泊6日の旅をお届けします！

【連載】この夏、絶景のスイスへ
https://woman.mynavi.jp/tag/switzerlandtravel/

機内でスイスワイン！成田空港からスイス・チューリヒ空港へ

スイス旅行のスタートは成田国際空港第1ターミナルから。現在スイスのチューリヒ空港へは成田国際空港からスイス・インターナショナル・エアラインズの直行便が飛んでいます。コロナ禍と比べると成田空港は活気があり、各国へ飛び立つ飛行機を見ているだけでワクワク！

成田ーチューリヒは約14時間のフライトで、機内食が2回＋アイスタイムがありました。飲み物の注目は「スイスワイン」！スイスワインは生産量が少ないことから日本で見ることも少ないのですが、そのワインを機内で味わえるのは嬉しかったです。

・スイス・インターナショナル・エアラインズ
HP：https://www.swiss.com/jp/ja/homepage

楽ちん。スイストラベルパスを使って、鉄道の旅をスタート

無事に入国し、チューリヒ空港からホテルのあるトゥーン湖方面へスイス連邦鉄道（スイス国鉄）と高速列車「ICE」に乗って向かいます。ここで役立つのが、「スイストラベルパス」。スイス国内の主な鉄道、湖船、バス、主要90都市の都市交通が乗り放題になります。価格は3日間で1等がCHF 369、2等がCHF 232。そのほか登山鉄道なども割引になったり、全国約500カ所のミュージアムが入場無料になったりと、観光客の強い味方です。一回一回、切符を買わなくて良いのは楽ちん！

スイスで最初にびっくりしたのは「改札が無い」こと。電車に乗ってから車掌さんがまわってきたタイミングで、スイストラベルパスの二次元バーコードを提示する仕組みです。スイストラベルパスは日本で購入可能なので、出発前に準備しておくと便利。ちなみに電車には夜20時頃に乗りましたが、昼間のような明るさ！ 7月の日没は21時頃で、湖畔でボートに乗ってアウトドアを楽しんでいる人もいるほどでした。

気温は日本の5月と同じくらい。日中は30度近くになることもありましたが朝晩や木陰は涼しく、東京の酷暑と比べたら天国でした……。

・スイストラベルパス（スイストラベルシステム）
HP：https://www.myswiss.jp/planning/transport/tickets-public-transport/

スイスチーズ食べ比べ！朝食がおいしい「デルタパークヴィタルリゾート」に宿泊

今回宿泊したホテルはトゥーン湖沿いに佇む「デルタパークヴィタルリゾート」。背後にはスイスのピラミッドと呼ばれる「ニーセン」など山々がそびえ立っており、自然の中でゆったり過ごせるレイクリゾートです。アクセスはトゥーン駅よりバスで約10分。

写真提供：デルタパークヴィタルリゾート

ハイキングや登山を楽しむスイス旅行は、疲れを癒やせるホテル選びが重要。デルタパークヴィタルリゾートは大きなスパがあり、宿泊者は滞在中無料で利用できます！約100平米の天然海塩のプールでソルトスパを楽しんだり、多彩なサウナでじっくりと身体を温めたり。プールの中心にはジャグジーがあり、水流でマッサージするのも気持ちよかったです。

デルタパークヴィタルリゾートに宿泊する時は、朝食付きが一押し！パン、サラダ、卵料理、フルーツ、ハム、ソーセージ、サーモン、グラノーラ、ヨーグルトなど、ビュッフェスタイルで豊富なメニューから好きなものを選ぶことができます。

絶対に食べたいメニューがスイスの名産品「チーズ」。クセのないハードチーズやソフトチーズが数種類並び、食べ比べができます。ナッツやはちみつと食べるのもおいしい！

飲み物はコーヒー・紅茶・フルーツジュースのほか、スイスで有名なホットチョコレート「カオティナ（Caotina）」や、最高品質のカカオ入り麦芽飲料の「オヴォマルティン（ovomaltine）」の2種類を飲むことができます。温めたミルクに溶かすタイプで、ほっこり心が癒やされる甘さ。スーパーでも個包装になっているホットチョコレートが売っており、バラマキ土産にぴったりです。