優秀な人の特徴23選。仕事ができる人になるための方法とは
仕事ができる優秀な人の特徴【行動編】
次に、行動に関する特徴について、アンケートに寄せられたコメントと共に紹介します。
(1)仕事が早い
仕事をテキパキとこなせるのも優秀な人の特徴です。締め切りを守ることはもちろん、正確でクオリティも高いために、周囲からの信頼が厚くなるでしょう。
効率的にこなすにはどうすればいいか、どうやったらミスがないかなどを常に考えているのです。
・「仕事が早い。指示待ちではない」(44歳/男性/食品)
・「物事に取り組むスピード感が他の人と違う」(49歳/男性/建築・土木関連技術職)
・「質問に対する反応が早くて的確」(50歳/男性/技能工・運輸・設備関連)
(2)1つの仕事に集中する
優秀な人はさまざまな作業を同時進行するのではなく、1つの仕事に集中する傾向があります。
業務上、複数の案件が重なることはあると思いますが、そういった場合でも1つずつ確実に対応していくでしょう。そうすることで、業務に対しての集中力を保ち、テキパキとこなすことができるのです。
・「てんぱりそうな状況でも、1つずつ確実に片付けていく」(55歳/男性/IT関連技術職)
(3)優先順位をつけるのがうまい
優秀な人は、やるべきことと後回しにしても問題ないものを把握できており、優先順位をつけるのが上手な傾向があります。その結果、スムーズに業務が進められるので、有能な印象を持たれるのでしょう。
万が一、予期せぬ事態が起きた時でも優先度を臨機応変に調整して、しっかりと対応ができることが、周囲からの評価にもつながるのです。
・「状況を判断して臨機応変に対応でき、決断力がある」(61歳/男性/技能工・運輸・設備関連)
(4)アウトプットがうまい
優秀な人は、アウトプット上手な傾向があります。
論理的に話すことが得意で説明上手なため、説得や交渉の際にその能力を発揮して活躍するでしょう。
中には、周囲を引き付けるようなトークスキルを持っている人もいるようです。
・「自分の考えをまとめてうまく話せる」(55歳/男性/技能工・運輸・設備関連)
・「長文の資料を簡潔に、分かりやすくまとめてプレゼンできる」(65歳/男性/教育)
・「とにかく話がうまい。起承転結、想像とはちょっと違ったオチまでつけて話す」(64歳/男性/放送・新聞)
・「スピーチがうまく、聞いていて思わず感嘆してしまう」(69歳/男性/教育)
(5)目標を立てて行動する
明確な夢があると、高いモチベーションを保つことができますよね。優秀な人は、大きさに違いはあれど、常に具体的な目標を持って行動をしている人が多いようです。
・「目標を持って計画的に行動している」(49歳/女性/不動産)
・「面倒見が良く、目標に向かって一生懸命に仕事に取り組んでいる」(47歳/男性/食品)
(6)常にPDCAサイクルを回している
PDCAサイクルとは「Plan:結果」「Do:実行」「Check:評価」「Action:改善」の頭文字を取った、継続的に業務を改善する手法のことです。
優秀な人はこれをしっかりと意識し、計画的に仕事を進めているでしょう。やって終わりではなく、評価や改善まで行うため、さらなる成果につなげていくことができるのです。
・「課題をいち早く察知し、改善するために情報収集・会議を行っている」(56歳/女性/事務・企画・経営関連)
(7)先を見据えた行動ができる
優秀な人は、先を見据えた行動が得意な傾向にあります。
何が必要か、どうしたら相手に喜んでもらえるかといったことを常に考えているので、先回りすることができるのでしょう。
・「常に先を見据えており、行動が早い」(43歳/男性/営業関連)
・「仕事の先回りができる」(41歳/男性/不動産)
また、アンケートでは挙がりませんでしたが、優秀な人には以下のような特徴も見られます。
(8)ミスもしっかり責任を取る
誰でもミスをするのは嫌なもの。失敗をすると言い訳したり、責任転嫁したりする人もいますが、優秀な人はきちんと自分の責任だと受け止めます。
失敗を認めて反省し、次に生かすことによって、自分自身の成長につなげているのでしょう。
(9)体調管理ができる
体調管理も立派な仕事の1つです。体調を崩すと、仕事の生産性が悪くなるだけでなく、周りにも迷惑を掛けてしまう可能性があります。
優秀な人はそれを理解しているからこそ、万全な状態で仕事に挑むために、体調管理をしっかり行っているでしょう。
(10)メンターを作っている
メンターとは、自分自身のキャリアの手本となってくれる人を指します。優秀な人の中には、困ったり悩んだりした時に参考にするメンターを作っている人もいるでしょう。
信頼できる人からの助言やアドバイスを自分の中に落とし込むことで、自信を持って仕事に取り組めるのです。