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激うまマンゴーめがけて夏の台湾へ! 大満腹のグルメスポットめぐり

【特集】やっぱり、夏が好き。

小浜みゆ

みなさん、夏の楽しみ方を忘れていませんか? 長かったコロナ禍の外出自粛やマスク生活のせいで夏あそびをずーっと我慢してきた人も多いはず。でも、ついに今年こそ思いっきり夏を満喫できそうな予感です。だから今年の夏は、思いっきり遠出して、思いっきり夜更かしして、思いっきり友達と会って、欲張りな夏を過ごしましょう。「やっぱり、夏が好き。」誰もがそんな気持ちになれるよう、今回は「台湾に行ったら食べてほしいおすすめグルメ」を紹介します!

「旅の目的はグルメ」という働く女子にうってつけの海外旅行先といえば「台北」。特に夏はフレッシュなマンゴーが食べられる最高のシーズンです。私は好きで好きで堪らないほどマンゴーが大好物で、マンゴースイーツだらけの「夏の台北」は夢のよう!

お得なのにラグジュアリー!? 5つ星ホテルで台湾女子旅を楽しんだ話」の記事に引き続き、航空券・ホテルの旅行予約サイト「エクスペディア」協力のもと、マンゴースイーツをはじめ台湾グルメを楽しめる人気スポットをめぐってきたので、最新情報をレポートします!

魯肉飯やマンゴーかき氷を満喫! お買い物も楽しい「迪化街」

「迪化街」は台北で人気のお買い物スポット。南北約1kmに渡って雑貨店、漢方店、乾物店、飲食店などがひしめく問屋街です。古き良きレンガ造りの建物も残っていて、とってもフォトジェニック! 街のあちこちでかわいい看板ネコとも出会えました。

迪化街で食べたい一押しのお店が「原味魯肉飯」。日本のドラマのロケ地になった有名店で、「魯肉飯(NT$35)」や「下水湯(NT$45)」を食べることができます。本場の魯肉飯は細かく刻まれた豚肉がご飯にのっていて、甘辛いタレがおいしい! 砂肝スープの下水湯は名前からしてちょっとドキドキしていましたが、千切り生姜がたっぷり入っていて、まったく臭みを感じませんでした。むしろ旨味であふれていて、魯肉飯との相性も抜群!

・原味魯肉飯

住所:No. 19號, Yongchang St, Datong District, Taipei City

フルーツ王国の台湾では、八百屋さんでフルーツを買ってホテルで食べるのもおすすめ。「迪化果原農產行」は新鮮なフルーツがきれいに陳列されています。6月に訪れた時はマンゴーだけでも数種類並んでいて、最も高級だった「特選愛文芒果(NT$69)」は悶絶級のおいしさでした……! 高級といっても、日本円にすると約300円。お腹が許されるのであれば、1個とは言わず、2個も3個も食べたかったです。

・迪化果原農產行

住所:103 No, No. 112號, Section 2, Yanping N Rd, Datong District, Taipei City

迪化街はグルメやお菓子系のお土産店も充実。「曾拌麵文創館」はインスタントの汁なし麺(まぜそば)「曽拌麺」が購入できます。「曽拌麺」はスーパーでも販売していますが、ここでは好きな味を8個選んで、自分好みのセットで購入することが可能(8個セットでNT$368)。通常の麺のほか、ビーフン(米粉麺)も選べますよ。いろいろ選ぶのが楽しい!

・曾拌麵文創館

住所:No. 171號, Section 1, Dihua St, Datong District, Taipei City

今回の旅行で、私が絶対に訪れたかったお店が「冰讃」。迪化街から徒歩10分ほどの場所にあるかき氷店です! 時には行列ができるほどの人気店で、みんなの目的は「芒果雪花冰(NT$180)」。ミルクアイスのかき氷の上に、練乳と新鮮なマンゴーがたっぷりとのっています……! 写真では伝わらないかもしれませんが、お皿はラーメンどんぶりくらいの大きさです。

フレッシュなマンゴーはそのままで食べてもおいしいのに、甘いかき氷と合わせるとさらに絶品! うま! マンゴージュースの「新鮮芒果汁(NT$80)」でもマンゴーを楽しみ、「夏に台湾に来てよかった……」と幸せを噛みしめました。

・冰讃

住所:No. 2, Shuanglian St, Datong District, Taipei City

迪化街でグルメもお買い物も楽しんだら、マッサージで休憩するのが台湾女子旅の鉄則。私たちが歩き疲れて駆け込んだお店が、口コミ評価が高く高級感あふれる「太原養生会館 天水店」です。「足裏マッサージ(60分 NT$990)」は足湯+肩のマッサージからスタート。そしてむくんだ足や足ツボの「ココ」という部分を緩急つけながらピンポイントに押してくれて、「そうなんです、そこ疲れてるんです……!」と思わず言いたくなる技術の高さでした。

・太原養生会館 天水店

住所:No. 14號, Tianshui Rd, Datong District, Taipei City

ピリ辛牛肉麺を食べて、フルーツティーでさっぱり! 「永康街」

「永康街」は、日本でも有名な鼎泰豊をはじめ飲食店が密集するグルメスポット。エクスペディアの台湾現地スタッフもおすすめするこのエリアは、日本人に人気で品揃え豊富な「来好」やセンスあふれる「厚里」など、おしゃれな雑貨屋さんも立ち並びます。

永康街で地元の人も足しげく通う老舗のお店が「永康牛肉麵」。1963年創業で、ミシュラン「ビブグルマン」を獲得しているお店です。一番人気は煮込み牛筋と牛肉が半分ずつ入った「紅焼半筋半肉麺(小サイズ NT$300)」。細麺とピリ辛のスープがよく絡み合い、食べてみると現地の人がおいしいと言うのも納得です! プルプルの牛筋と、ホロホロと崩れる柔らかなお肉は両方おいしく、食べ応え抜群でした。

・永康牛肉麵

住所:No. 17號, Lane 31, Section 2, Jinshan S Rd, Da’an District, Taipei City

永康街はドリンクスタンドの激戦区。どこで飲むか迷ってしまいましたが、サトウキビジュースがベースのフルーツティーが飲める「甘蔗媽媽」を選びました。「愛文芒果甘蔗青(NT$75)」はマンゴーの果肉入り! ゼリー入りの「甘蔗檸檬愛玉(NT$85)」はレモンの清涼感が心地よく、両方とも暑い日にぴったりでした。

・甘蔗媽媽 台北永康店

住所:No. 1-2號, Lane 6, Yongkang St, Da’an District, Taipei City

永康街に行く前に、バスで約10分の場所にある「阜杭豆漿」で朝ごはんを食べるのもおすすめです。台湾の朝ごはんの定番「鹹豆漿(NT$40)」が食べられるお店で、行列ができる大人気店! ほわほわプルプルの豆腐と小エビやザーサイが入ったうまみあふれる出汁は、朝にぴったりの優しい味わいでした。大豆感をダイレクトに感じられる豆乳「豆漿(NT$30)」もおいしかったです。

・阜杭豆漿

住所:108號2樓, Zhongxiao E Rd , Section 1, Zhongzheng District, Taipei City

台湾のグルメスポットでここは外せない! 「士林夜市」

夕方~夜にかけて屋台がオープンする「夜市」は台湾の名物。中でも台北最大級の「士林夜市」はとても広く、飲食店だけでなく輪投げなどゲームができる出店も立ち並び、お祭り状態です!

現地の人に教えてもらった士林夜市でおすすめのお店が「家湘涼麺」。濃厚なピーナッツのタレがおいしい冷やし麺の「傳統涼麵 (NT$55)」や「香炸臭豆腐(NT$55)」を食べられます。臭豆腐は好き嫌いが分かれる台湾グルメですが、家湘涼麺の臭豆腐はマイルドで食べやすいと好評。店に入らずともわかるほどその臭いは強烈でしたが、揚げたて臭豆腐はサクサクで、酸味のあるにんにくダレととともに食べるとクセになるおいしさでした!

・家湘涼麺

住所:No. 46, Danan Rd, Shilin District, Taipei City

「小皇地瓜球」は地瓜球という「さつまいもボール(NT$35)」のお店。さつまいも芋の団子を高温でカラッと揚げていて、揚げたてはアッツアツのサックサク! 中は空洞になっているため見た目ほど重たくなく、ペロリと食べられちゃいます。屋台のお兄さんはとても気さくで、梅や海苔の粉をかけて食べるとさらにおいしいと教えてくれました。

・小皇地瓜球

住所:No. 24號, Lane 101, Wenlin Rd, Shilin District, Taipei City

士林夜市で有名なスイーツ店が1972年創業の「辛發亭」。コーヒーアイスをそのまま削ったコーヒーのかき氷が有名で、「珈琲紅豆雪片(NT$90)」は小豆がトッピングされています。そびえ立つボリュームたっぷりのかき氷はもはや芸術的な美しさ! コーヒーの大人な苦味が絶妙で、甘党じゃない人にもおすすめできます。季節限定のマンゴーかき氷「新鮮芒果雪片(NT$150)」は今のシーズンで一番人気のかき氷なので、友達とシェアして2種類食べるのが一押しです。

・辛發亭

住所:No. 1號, Anping St, Shilin District, Taipei City

朝から晩までグルメを満喫し、おいしいもので満たされた台湾女子旅。お目当てのフレッシュマンゴーはかき氷で、スムージーで、ジュースで、そのままで……と食べまくり、大大大満足でした。それでもまだ食べ足りないと感じるほど、本当においしかったです。続いての記事では台北を起点に楽しめる、話題の観光スポットをご紹介しますよ!

※NT$1=4.57円(2023年6月16日時点)

(撮影・取材・文:小浜みゆ)

※この記事は2023年06月21日に公開されたものです

小浜みゆ

神奈川県在住の旅ライター。旅が大好きなのでフットワークは軽く、国内・海外の素敵な場所を求めてどこへでも。得意ジャンルはホテル・リゾート・美容。写真にこだわります。

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