お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「ご理解いただけますと幸いです」とは? 意味と使い方を解説(例文付)

にほんご倶楽部

「ご理解いただけますと幸いです」の注意点

「ご理解いただけますと幸いです」は丁寧な表現ですが、使う相手やシーンには注意が必要です。

(1)使う相手を間違えない

「ご理解いただけますと幸いです」は丁寧な敬語表現になので、社内外問わず使える言葉。

ですが、同僚や後輩に対してはやや堅い印象を与えてしまう可能性があります。フランクな間柄の時は「ご理解ください」といった表現の方が適していると言えるでしょう。

(2)理解してほしい内容によって表現を変える

理解してほしい内容によっては「幸いです」を使わずに伝えるようにしましょう。

例えば既に確定している事項に対しての連絡では、「ご理解のほどよろしくお願いいたします」に言い換えられます。「決まったことなのでご理解お願いします」というニュアンスがより伝わりやすいでしょう。

「ご理解いただけますと幸いです」を使いこなそう

「ご理解いただけますと幸いです」は、何かの事情があって、相手に対して我慢や変更をお願いする時に使用する丁寧な言葉です。

相手にお願いする時の表現なので、「申し訳ございませんが」などを付け加えて、命令のような印象にならないよう注意が必要です。

「ご理解いただけますと幸いです」は、使用頻度の高い言葉です。意味や使い方、言い換え表現を覚えて、正しい使い方ができるようにしておきましょう。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年04月06日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

この著者の記事一覧 

SHARE