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コミュ力に不安アリ。コロナ5類引き下げで「リアルな出会い」需要が高まる一方で……

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探さず出会えるAI恋活婚活アプリ「バチェラーデート」は、「コロナの5類引き下げによって、コロナ禍の3年間で定着した“生活様式と価値観”が『異性との出会い』『働き方』『交友関係』においてどのように変化するか」について、オンラインコミュニケーションの経験がある男女440名(*1)に対しアンケート調査を実施しました。

(*1)コロナ禍でマッチングアプリの利用経験とリモートワークの経験があると回答した男女

引き下げ後、「異性との出会い」「働き方」「交友関係」はリアル回帰へ

2023年5月8日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行します。この5類引き下げを受け、外出自粛要請などが無くなることや、新学期・新年度を迎え、春のイベントやGWの連休など、多方面で「リアルでの出会い」が創出されるであろうことが予想されます。

「新型コロナの5類引き下げ以降、あなたが求めるものはどれですか?」と質問したところ、対面での「異性との出会い」を求める人は「対面を増やしたい」「やや対面を増やしたい」の合算で74%となりました。

具体的な声としては、「出会うまでに時間や工数がかかる」「結局会うまでに至らない」「メッセージのやり取りが面倒」「プロフィールだけじゃ分からない」「情報の真偽が分からない」「関係値を深めるのに時間がかかる」などが挙がりました。

コロナ禍で認知度がほぼ100%になったと言われるマッチングアプリですが、最近では、メッセージのやりとりなど、リアルで会う前までの工数や面倒からマッチングアプリ疲れ、離れの問題(*2)が顕在化しています。5類引き下げ後は、合コンや婚活パーティーなどのへの回帰や、リアルな出会いに特化したマッチングアプリの利用も増加することが予測されます。

また、5類引き下げ以降、対面での「働き方」を求める人は57.8%となりました。

具体的な声としては、「リモートだとメリハリがなく業務が捗らない」「顔が見えなく意思疎通が取りづらい」「コミュニケーションが減り楽しさが減った」などのリモートワークでの課題が挙がりました。

「やり取りがスムーズに進まず業務で支障が出た」「通信が途切れることがあり業務に支障が出た」など、業務や業績に影響が出たとの回答もあり、5類移行を機に対面へ切り替わる企業が増加するかもしれません。

しかしながら、コロナ禍での実態と5類引き下げ以降に求める数値では微差となり、今後は、コロナ禍の新生活様式として普及定着したリモートワークとオフィスワークのハイブリッド制、もしくはワークスタイルの選択制が普及すると考えられます。

続いて対面での「交友関係」を求める人は76.1%となりました。

具体的な声としては、「会わないと分からないことが多い」「SNSでのやり取りが煩わしい」「信頼関係が深まらない」「趣味を共有する機会が減り充実感がない」「疎遠になってしまった/連絡を取らなくなった」「一方的なフォローまたはフォロワーだけが増えていく」などが挙がりました。

今回の調査結果から、リアルでの出会いを求める人は、「異性との出会い」「働き方」「交友関係」全体の平均で69.3%に上ることがわかりました。

また、対面での「異性との出会い」を求める割合は74%という結果で、交友関係、仕事に比べ、「リアルな出会い」のニーズがより高いことが判明しました。婚活や恋活においては、コロナ禍ではオンラインでの出会いが半数を占めていましたが、オンラインコミュニケーションよりも対面コミュニケーションの必要性が顕著に表れた結果と言えそうです。

 

リアルの出会いを求めている反面、8割以上が対面コミュニケーションに苦手意識

5類への引き下げ後、対面コミュニケーションのニーズが高まることに対して、苦手意識を感じるか聞いたところ、「苦手意識を感じる」と回答したのは、異性との出会いで88%、働き方で84%、交友関係で83%に上りました。

異性との出会いについて、どんな苦手意識を感じるか調査したところ、39.0%の人が「写真の加工やマスクを外した後のギャップに不安」と回答し、最も多い結果となりました。

次いで、「会話が盛り上がるか不安」が35.6%、「初対面で何を話したら良いかわからない」が34.7%、「マナーが分からない(席や会計など)」が19.9%、「対面だと疲れそう」が15.6%となりました。

続いて、働き方について、どんな苦手意識を感じるか調査したところ、45.5%の人が「飲み会などの人付き合いが増えることが苦手」と回答し、最も多い結果となりました。

次いで、「職場内での良好な関係づくりが不安」が28.0%、「環境の音で集中できず成果が落ちる」が27.0%、「顔色や空気を気にして疲れる」が25.0%という結果となりました。

交友関係についてもどんな苦手意識を感じるか調査したところ、「新型コロナの5類引き下げ以降、対面での「交友関係」に苦手意識を感じますか?」という質問に対して、41.8%の人が「大人数で過ごすのが苦手」と回答し、最も多い結果となりました。

次いで、「コミュニケーションが増えるのが面倒」が26.6%、「コミュニティに馴染めるか不安」が23.4%、「素を出しにくく打ち解けるまでに時間がかかる」が22.0%、「初対面で何を話したら良いかわからない」が14.3%という結果となりました。

ウィズコロナの3年で、オンラインコミュニケーションが普及したことが影響しているのか、全体で85%の人が対面コミュニケーションに苦手意識を抱いていることが明らかになりました。

一方で、リアルでの出会いに対する需要は高まっているため、対面コミュニケーションへのジレンマが存在していることがわかりました。

専門家に聞いた「対面コミュニケーションの苦手意識」克服のためのアドバイス

では、対面コミュニケーションへの苦手意識を克服するにはどのようにすれば良いのでしょうか。

同社では、4月からの新年度や5類引き下げ後に増える「リアルの出会い」を、少しでもより良いものにして欲しいという思いから、今回、恋愛コンサルタントの杏奈薫さんに苦手意識克服のためのアドバイスを聞きました。

苦手意識は知識を身につけ、自分ルールを作って克服を

「異性との出会い」で特に回答の多い「写真の加工やマスクを外した時のギャップが不安」については

「人の容姿は三日で慣れる」という言葉があるように、初対面は誰しもが緊張するものですが、接触頻度が増えるにつれ気にならなくなっていきます。個性派俳優であっても、名前が一般的に浸透した頃には見慣れた存在となりますよね。仲良くなることで接触頻度も高まり、いずれは自然な関係性が築けますので、気負いし過ぎないようにしましょう。

また、「ブーメランの法則」というのもあります。自身が相手に対して過度にジャッジをしていると、同時に相手からもジャッジをされているという認識につながります。自身を否定的に思い込んでしまうことは、もったいないことです。まずは、相手の良いところを見つけるマインドを作りましょう。

「働き方」「交友関係」で抱く、人付き合いや関係値構築に対する苦手意識を克服するには、自分の中での線引きを設けることが重要です。職場はサークルと違って、仕事をすることが最優先であり、全員と仲良くする必要はありません。例えば、会社の飲み会には出席するが、個人的な誘いには行かないなど、自分に合った線引きを設けることが重要です。

また、大人数への苦手意識も高い結果となりましたが、コミュニティこそメリットが多くあると考えます。少人数でのコミュニケーションの場合、自ら話さなければいけないことが多いですが、大人数だと聞き役として参加することも可能です。情報交換という側面もあるので、コミュニティに参加するだけでもメリットはあります。

苦手意識は知識を身につけ、メリットデメリットに応じた自分ルールを作って克服していきましょう。

 

恋愛コンサルタント 杏奈薫プロフィール

心理学、脳科学、スピリチュアルなどを学び、独自に体系化した恋愛理論と実体験からのアドバイスにより、男女問わず20〜50代から支持されている。これまで約1,000名以上のお悩み相談に対応。(2020年時点)テレビ「MATSUぼっち」出演。恋愛の講師としてコメンテーターを務める。

調査概要

「コロナ5類引き下げ後の生活様式」に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:20代〜30代の男女440名
調査実施日:2023年3月22日〜25日
出典:
(*2)
利用者の9割が「マッチングアプリ疲れ」1ヶ月あたり平均18時間、無駄なメッセージに費やしていることが判明。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000086724.html
【“マッチングアプリ離れ”が発生】疲れにより7割が利用休止、しかしそのうち7割以上に「また使いたい」の声
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000086724.html

(エボル)

※この記事は2023年04月05日に公開されたものです

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