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かかあ天下とは? 5つの特徴&かかあ天下はうまくいく理由

赤松茉怜

かかあ天下の意味とは? 特徴を解説しながら、メリット・デメリットを紹介。かかあ天下の家庭はうまくいく理由を解説します。

「かかあ天下」と聞くと、家庭の物事をバシバシと仕切っている気の強い女性をイメージする人も多いのではないでしょうか? 夫は妻の尻に敷かれ、家庭ではいつも小さくなっている……、そんな状況が思い浮かぶかもしれません。

しかし、かかあ天下という言葉には本来、褒め称える意味合いがあります。つまり、ニュアンスが変遷してきた表現と言えるでしょう。

今回は、そんなかかあ天下の意味や特徴を解説します。かかあ天下の家庭はうまくいくのか、メリット・デメリットについても見ていきましょう。

かかあ天下とは?

まずは、かかあ天下の意味を見ていきましょう。

意味

かかあ天下とは、「妻の権威が夫を上回っている家庭」と指す意味で使われることが多い言葉です。

前述の通り、尻に敷かれる夫の図を表す言い回しとして、ネガティブな印象を持つ人も多いでしょう。

しかし、元々は「家庭を支える妻」を指す意味合いが強くありました。こうした意味の背景には、次のような由来があります。

由来

かかあ天下という言葉が浸透したのは、今の群馬県。

当時の上州(群馬県)では、古くから盛んだった絹産業に女性たちが関わり、養蚕・製糸・織物で家計を支えていたそうで、よく働く妻を夫たちが「おれのかかあは天下一」と呼んだことが始まりと言われています。

また、同じ意味で使われる「かかあ天下と空っ風」とは、群馬で吹く冬の空っ風から、家庭を守る強い妻を表した言葉なのだとか。

つまり、かかあ天下は、ただ威張ったり夫に指図したりする女性を意味するのではなく、家計のために一生懸命働く妻を褒める意味だったことが分かります。

かかあ天下の特徴5つ

ここからは、かかあ天下の特徴を5つ紹介します。かかあ天下の家庭に共通するポイントを詳しく見ていきましょう。

(1)妻が家計を管理している

かかあ天下の家庭は、妻が家計の管理をしているケースがほとんどです。

収支管理を女性が行い、節約・貯蓄・子どもの養育費・夫のお小遣いなどのバランスを考え、家計を支えているというわけです。

安心して家計を任せられる女性は、かかあ天下の代表的な特徴と言えます。

(2)家庭の物事は妻がリードする

かかあ天下の家庭は、さまざまな物事を妻がリードしています。

前述の家計管理はもちろん、休日の予定や旅行の段取り・子どもの習いごと・学校行事など、同時進行でテキパキ進めていくのが得意なのです。

決定権は妻にあり、夫を力強く引っ張っていくのがかかあ天下でしょう。

(3)夫を立てるのがうまい

かかあ天下の妻は、さりげなく夫を立てるのが上手です。物事を決定する際には、妻がリードして話を進めつつ、大切なことや最終的な判断は夫に託すことも。

つまり、コントロール上手! 家庭における裏の番人、といったところでしょうか。

妻が全てを決めるのではなく、たまには夫に判断を委ねることで男性のプライドを保っているのです。

家事・育児の分担に関しても、夫に感謝の気持ちを伝えたり褒めたりすることで男性を立て、自ら積極的に取り組む環境を作っていきます。

(4)妻が収入を支えている

かかあ天下の家庭は、妻が仕事を持ち、収入で家庭を支えています。つまり、従来のかかあ天下の意味合いに近いでしょう。

妻の収入によって、経済的な安定感が得られるのです。妻が一家の大黒柱を担うケースもあるでしょう。

仕事をして社会とつながりを持ち、広い視野で物事を見られるのが、かかあ天下における妻の特徴。家庭と仕事のバランスを取るのも上手で、夫にとっては働きながら家計を支えてくれる頼もしい存在なのです。

(5)親戚・近所付き合いなど周囲への気配りができる

かかあ天下の妻はコミュニケーション能力が高い人が多く、親戚や近所との付き合いが上手でしょう。周囲のことによく気がつき、ちょっとした心遣いを忘れません。

気を利かせて周囲と円満な関係を築いてくれる存在でしょう。

▶次のページでは、かかあ天下のメリット・デメリットを解説します。

かかあ天下のメリットとは?

ここからは、かかあ天下のメリットを紹介します。なぜ、かかあ天下の家庭がうまくいくのか、理由を詳しく見ていきましょう。

(1)安心して家計を任せられる

かかあ天下の妻は家計の収支をしっかり管理してくれるため、安心して任せられます。

家庭の収入に見合った収支のバランスを考え、何にお金をかけ、何を節約するのか計画して家計を支えてくれるのです。そんな妻に対して夫は頭が上がらないからこそ、かかあ天下になっていくとも言えるかもしれません。

家庭を守る責任感を持ってお金を管理してくれるため、信頼して任せられるメリットは大きいでしょう。

(2)妻がポジティブで家庭が明るくなる

かかあ天下の妻は、とにかくパワフル! ポジティブな人が多いので、家庭が明るくなるはずです。

悩んだり落ち込んだりすることがあっても、いつまでも引きずりません。

「大丈夫だよ」「頑張ってね」などとポジティブに接してくれる妻がいることで、家庭全体が明るく楽しく過ごせるメリットがあります。

かかあ天下のデメリットとは?

ここからは、かかあ天下のデメリットを紹介します。

しっかり者で責任感の強いかかあ天下の妻は、安心して家庭を任せられる一方で、場合によっては面倒に感じる夫もいるかもしれません。

メリットと捉えるか、デメリットと捉えるかは、その人次第。あなたはこれらのポイントをデメリットに感じるでしょうか。

(1)気が強く頑固

かかあ天下の妻は、気が強く頑固な性格の人が多い傾向にあります。

夫の意見や話も受け入れますが、自分の考えや譲れない部分に関しては頑固に通そうとする一面を見せるかもしれません。

夫婦の意見が異なる時にお互い譲れないようなら、対立してしまうデメリットがありそうです。

(2)何かと口うるさい

かかあ天下の妻は管理能力が高くしっかりしているため、何かと口うるさくなる場合も考えられます。

主導権を握られたくない夫にとっては、デメリットに感じられるでしょう。

しっかりしすぎている妻に、息苦しさを感じてしまうことも。かかあ天下の妻は何でも細かく決めきっちりこなさないと気が済まず、完璧主義になりがちです。

本当のかかあ天下は誉め言葉

かかあ天下は、夫を尻に敷いて威張っている妻をイメージする人が多かったかもしれません。それをネガティブに捉え、言われてショックを受けた女性もいるでしょう。

しかし、本来の意味は、よく働き家計を支える妻を誉め称えた言葉だったのです。現代でもその要素は残っており、仕事と家庭で力強く活躍する妻を意味して使われることもあります。

本来のかかあ天下は、家庭を安心して任せられるしっかりした女性の象徴。妻がリードすることで、夫婦円満な関係が築けるかもしれません。

(赤松茉怜)

※画像はイメージです

※この記事は2022年11月15日に公開されたものです

赤松茉怜

30代ママライター。音楽や子どもに関わる仕事を経験し、現在は子育てしながらライター活動中。知識を増やし、自身の経験も生かしながらライティングの幅を広げていきたいと奮闘中。

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