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「早速のご対応ありがとうございます」の使い方とは? 例文や言い換え表現

にほんご倶楽部

「早速のご対応ありがとうございます」の言い換え表現

「直ちに」の意味がある「早速」を他の言葉に置き換えると、さまざまなニュアンスを込められます。

それでは最後に、「早速のご対応ありがとうございます」の言い換え表現を見ていきましょう。

(1)「迅速なご対応ありがとうございます」

1つ目が、「早速の」を「迅速な」に言い換えるケースです。取りかかりの早さが際立つ「早速」に対し、「迅速」は行動や物事の進み具合が非常に速いニュアンスを伝えられます。

いずれも素早い対応であることに変わりはないので、言い換え表現として使用できるでしょう。

(2)「早々のご対応ありがとうございます」

「早々のご対応」も、「早速のご対応」を言い換えた代表例です。

「早々にご対応いただきありがとうございます」とすれば、より丁寧な表現に。相手によって、表現の丁寧さは使い分けましょう。

(3)「早急のご対応ありがとうございます」

緊急性が高いシーンでは、「早急の」に言い換えるのも1つの手です。

「早急」は「非常に急なこと」や「至急」といった意味を持ち、切羽詰まった状況での対応に対する心からの感謝を伝えたい時に適していると言えます。

「早急」の正しい読み方は「さっきゅう」となります。現在では「そうきゅう」と読んでも問題ありませんが、知識として覚えておきましょう。

正しい敬語で対応への感謝を伝えよう

相手の素早い対応に感謝を述べられるのが、「早速のご対応ありがとうございます」というフレーズです。

ビジネスシーンでスピード感は重要な要素。そこへの感謝を伝えれば、次の仕事でも相手はあなたに応えようと頑張ってくれるでしょう。

とはいえ、闇雲に使うと言葉は効果をなくしていきます。適切な場面で、相手に心からの感謝を伝えましょう。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2022年11月11日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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