どうすればいいの? 「結婚したいのにできない」理由と解決策
「がんばって婚活しているのに全然うまくいかない……」
「できない理由がわからない……」
そんなふうに悩んでいませんか?
結婚したいのにできず、その原因がなんなのかもわからない状況がいちばんつらいですよね。
私は7年間婚活をしたのですが、5年目まではなにがダメなのかわからずただやみくもに出会いの数を増やし、毎回同じような展開で振られる……、というのを繰り返していました。
5年も失敗し続けると「結婚できない原因はどう考えても私だよね……」と認めざるをえません。気づくのが遅すぎましたが……。
1年間婚活を休業し、自分自身と向き合い、婚活市場や男性心理について徹底的に勉強しました。婚活を再開した半年後には夫と出会いスピード婚。「結婚したいのにできない、原因がわからない」というのはまさに過去の私自身です。
今回は、その原因と改善方法についてお伝えします。
結婚したいのにできない人の共通点
まず、私が思う「結婚したいのにできない人」の共通点をまとめてみました。
結婚して今の状況を変えたいと思っている
生活に不満があり「結婚して今の状況から抜け出したい」「あとは結婚さえすれば……」という考えで婚活をしている人。足りないものを結婚で補いたいと思う気持ちは相手への依存につながります。依存された相手は負担を感じ、「僕に彼女を幸せにすることはできない」と思ってしまうのです。
今の生活が充実している
仕事やプライベートが充実しており、家族との仲も良好なため、危機感を持てず婚活を後回しにしている状態です。本来であれば、自立し充実した生活を送っていることは結婚においてメリットになりますが、なにかしら結婚できない理由がある場合、婚活に苦戦することがあります。婚活がうまくいかない状況というのは想像以上にメンタルを消耗します。今の状況のまま変わらなくても充実した毎日を送れるなら、わざわざつらい婚活をがんばろうとは思えなくなるのです。
こだわりが強い
「あれもダメ、これもダメ」と他人の行動が気になってしまう人。生活にこだわりがあるのは悪いことではないのですが、自分とちがう考えを受け入れることができなければ結婚生活は続けられません。
そもそも本当に結婚したいのかはっきりしない
「絶対に結婚したい!」と思っている人ががんばってもできないこともあるのが婚活です。今は結婚しない人生も当たり前の時代。「私は本当に結婚したいのだろうか?」と覚悟が決まっていない状況では結婚は遠のいていくばかりです。
恋愛体質
精神的に自立できておらず、男性に依存するタイプの女性は、彼氏はできるのになかなか結婚できないという特徴があります。恋愛感情を重視するため、婚活で出会う男性を物足りないと思うことが多く、既婚者や結婚できない男性を好きになってしまいます。
恋愛が苦手で面倒だと思っている
結婚したいとは思うけど、実際に行動するとなると面倒くさくなってしまうタイプ。自分は行動しないけど誰かに好きになってほしい、そんな状況では結婚はできません。
仕事が忙しすぎる
毎日遅くまで激務をこなし、休みの日は疲れすぎて寝てしまうことが多い……。そんな生活スタイルでは婚活に集中なんてできないですよね。婚活をするためにはある程度の時間的・精神的ゆとりが必要です。
結婚したいのに婚活がうまくいかない! その理由とは?
結婚したいのにできない女性には上記のような共通点があります。そしてここに婚活がうまくいかない理由が隠れているのです。結婚したいのにできないのはなぜか。大きくわけて以下の3つが考えられます。
(1)圧倒的に行動量が少ない
意外だと思われるかもしれませんが、婚活がうまくいかない原因のひとつは出会いの数不足です。なぜなら「恋愛できる男性」よりも「結婚できる男性」のほうが圧倒的に少ないから。今までは5回くらい出会いの場に行けば彼氏ができていた人でも10回、15回と出会いを増やしていかないと出会えないのが婚活。
3カ月で100人に会ったとか、休みの日は昼と夜2件のお見合いをこなしていたとか、スピード婚をしている女性の話を聞くと婚活に苦戦している人よりもはるかに多く行動をしていることがわかります。
仕事がどんなに忙しくても、本当に結婚したいなら行動量を増やすことが大切です。
(2)自分に合っていない場所や方法で婚活を続けている
20代のころに男性と出会っていた方法を30代でも続けていたり、1年以上うまくいっていない出会いの場に繰り返し行っていたり、今の自分に合っていない方法で婚活をしている人が少なくありません。結婚相談所や婚活アプリなども選択肢としてはあるけれども苦手だからと敬遠し利用せず、自分自身で出会いの可能性を狭めている方も……。
新しい方法を試すことは精神的なハードルも高くなります。結婚への覚悟ができていないと、なかなか難しいかもしれません。
(3)改善すべき点がわからない
婚活をするということは、言い換えれば「婚活をしなければ結婚ができない状態」ということ。出会いがない職場に勤めている、仕事が忙しすぎて結婚を考えられなかったなど、さまざまな理由があるかと思います。一定期間、婚活をしても結果が出ない場合は「自身に結婚できない何らかの理由がある」ということも考えなくてはいけません。
私が婚活に7年もかかってしまったのは、ここに原因がありました。自分が結婚できない理由を「出会えていないだけ」と解釈したり、「もっと見た目を磨けばいいのかな?」と深く考えなかったり、本当に改善すべき点から目をそむけていたのです。
「自分のどこを改善すればいいのかわからない……」そのようなご相談が多数寄せられます。自分のなにを改善すればいいのか、自分自身で原因を突き止めることはとても難しいこと。ですが、自分で見つけるしかありません。
「結婚したいのにできない人の共通点」に当てはまる項目がないか、一度自分を見つめ直してみてください。
「結婚したいのにできない」を改善するには?
最後に、私の経験から「結婚したいのにできない」という状況を改善する4つの方法をお教えしたいと思います。
(1)自己肯定感を上げる
自己肯定感とはその名の通り「自己を肯定する」ということ。日本人は諸先進国に比べ自己肯定感が低いといわれています。自己肯定感が低いとネガティブや否定的になりやすく、ダメな恋愛を繰り返すことも。婚活では結婚の条件が多く理想が高くなりがちです。あこがれの人と結婚することで自己肯定をしたいと思うからです。しかし結婚はいろんな意味で「対等」な人でないと成立しません。自己肯定感を高めると理想の結婚相手が「対等」な人になります。だから理想の相手と結婚ができ、幸せな結婚生活が送れるのです。
(2)婚活は戦略的にすすめる
恋愛だけなら「好き」になればできますが、「好き」なだけではできないのが結婚です。婚活は理性で「条件や価値観」を考え、気持ちで「恋」をする。頭と心が同時にOKを出さなければ成立しません。婚活で『運命の相手』に出会うのは簡単ではないのです。
結婚願望の高い男性が集まるのはどの場所か?
どのくらいの人と会えばお付き合いができるのか?
私のよさが伝えられる婚活方法はなにか?
結婚したい男性はどんな女性と結婚したいと思うのか?
見た目やコミュニケーション力など結婚に必要なスキルはなにか?
「好きな気持ち」をコントロールすることはできません。理性的に考えらえられる部分で婚活の戦略を立てていき、運命の人に出会う確率を上げていく必要があるのです。
(3)婚活サービスを利用する
婚活サービスでの結婚に抵抗がある方もまだまだ多いと感じます。しかし、婚活サービスを使用しない婚活は、ハッキリいって効率が悪すぎます。恋愛経験が少なく男性を見る目に自信がない方は特に婚活サービスを積極的に利用すべきです。たとえば結婚相談所を利用すれば結婚率は4倍だともいわれています。昔は結婚できない人が婚活サービスを利用するというイメージがありましたが、今は就活が終われば婚活といわれる時代。効率を考えて積極的に登録する方が増えてきているのが実情です。どんどん利用するべきです。
(4)必ず結婚すると覚悟を決める
「結婚願望がある」といえない女性が多いです。私も当時は、いうと引かれてしまうのではないか、重いと思われてしまうのでは? と考えていました。しかし婚活は「結婚するための活動」です。結婚願望を伝えて引くような男性なのであれば最初からご縁がありません。結婚願望を伝えることがダメなのではなく、結婚することで理想の生活をしたい、依存したいという姿勢が見えることが男性を引かせてしまう原因です。今は結婚しないことも珍しくない時代。結婚したいという意思をしっかりと伝えることがとても大切です。
「結婚したいのにできない」は解決できます
結婚したいのにできないという状況は、先のない真っ暗なトンネルを歩いているような感覚だと思います。けれど一歩ずつ前進していけば、一本の光がさしてきて出口が見えてくるタイミングが必ずあります。
1~4の改善策を実践していただければ、案外すぐに結果が出る人も少なくないと思います。
がんばってくださいね!
(kana)
※画像はイメージです
※この記事は2022年09月05日に公開されたものです