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損してない? 3人に2人が「ポイントのため」にマイナンバーカードを申請していた

#マネーニュース

エボル

DNPフォトイメージングジャパンはこのほど、全国の15-59歳の男女を対象にインターネットによる「マイナンバーカードに関する調査」を実施しました。

同調査は、国の消費活性化策の一つである、マイナンバーカードを活用したマイナポイント事業の第2弾(ポイントの対象となるマイナンバーカードの申請期限が令和4年9月末まで)を背景に行なったものです。

約半数がマイナンバーカードを所有

全国の15-59歳男女、合計2,500名を対象に「2022年7月現在、マイナンバーカードを所有していますか?」と聞いたところ、半数を超える58.6%が所有していることがわかりました。

2020年12月の時点では、所有していると回答した人は48.7%で、約1年半の間で8.1%増加し、過半数に達しています。

また、所有・申請中の人に申請手段を聞いたところ、1位「スマートフォン」(56.4%)、2位「パソコン」(12.5%)、3位「郵送」(12.2%)、4位「証明写真機」(4.0%)となりました。

マイナンバーカードの申請理由は?

マイナンバーカードを所有・申請中の200名に「マイナンバーカードを申請した理由」を聞いたところ、最も多かった理由は「マイナポイントがもらえるから」(64.0%)でした。

次いで、「顔写真付き身分証明書として利用できるから」(25.0%)、「公的証明書(住民票など)をコンビニで発行できるから」(22.0%)と事務的な理由が続きました。

約7割が日頃からポイントを貯めていると回答

続いて、全国の15-59歳男女、合計400名を対象に「日常の買い物やアプリ利用などで貯まるようなポイントを意識的に貯めていますか?」と聞いたところ、約7割(70.5%)の人が意識的に貯めていることがわかりました。

また、ひと月当たりで貯めているポイント数は500ポイント(中央値)ということが明らかになりました。

合わせて「ポイントを有効活用(ポイントを効率よく貯めて利用)したいと思いますか?」と聞いたところ、約9割(87.0%)の人が「有効活用したい」と回答しました。

“ポイント賢者”と“ポイント凡人”の定義とは

「ポイントを賢く貯めている“ポイント賢者”と、賢く貯められていない“ポイント凡人”の定義・基準」について聞いたところ、「月に2,000ポイント以上」貯めている人を“ポイント賢者”、「月に100ポイント未満」しか貯められていない人を“ポイント凡人”と思っていることが明らかになりました。

「マイナンバーカードを申請するとマイナポイントがもらえることを知っていますか?」と聞いたところ、8割以上(86.5%)の人が、「知っている」と回答しました。

なお、“ポイント賢者”の認知率は95.2%、“ポイント凡人”の認知率は71.1%と、20%以上の差がある結果となりました。

しかし、マイナンバーカード所有者(N=193)に、「マイナポイントを受け取ったか」を聞いたところ、4人に1人以上(25.9%)が、まだマイナポイントをもらっていないことがわかりました(※健康保険証としての利用申し込み、銀行口座登録により取得できるマイナポイントは除く)。

マイナンバーカードを申請しない理由

さらに、マイナンバーカードを未所有の方(N=200)に申請していない理由を聞いたところ、「面倒だから」(58.0%)が1位となり、過半数が申請の手間によるものと判明しました。

続いて、2位「取得の必要性、メリットを感じないから」(30.0%)、3位「個人情報漏洩のリスクがあるから」(28.0%)とメリットやリスクの観点から申請していないことが明らかになりました。

マイナンバーカード申請作業の想定と現実

「公的証明書(マイナンバーカード、住民票など)を発行するための申請作業を行う際、どれくらいの時間がかかると面倒※だと感じますか」と聞いたところ、「30分」という結果になりました。
※ 申請開始~申請完了までの時間(交通・移動時間を除く)

手段別で「マイナンバーカードの申請作業にかかりそうな時間」を聞いたところ、「スマートフォン」「パソコン」が15分、「証明写真機」が20分、「郵送」30分という結果になりました。(N=350)

しかし、「実際に申請作業にかかった時間」は「スマートフォン」「証明写真機」が10分、「パソコン」が17.5分、「郵送」が30分でした。想定申請作業時間と実際の時間では、「証明写真機」-10分、「スマートフォン」-5分、「郵送」±0分、「パソコン」+2.5分の差がありました。(N=50)

面倒だからという理由でマイナンバーカードを申請していない人は、ポイントをもらえず損することも出てきます。マイナポイントを賢く使って、“ポイント賢者”を目指しましょう!

「マイナンバーカードに関する調査」実施概要

・調査方法:インターネット調査
・調査時期:2022年7月
・調査機関:シグナルリサーチ
・調査対象①:全国の15-59歳男女、合計2,500名(男性 1,250名/女性 1,250名) ※性年代均割付。
・調査対象②:全国の15-59歳男女、合計400名(男性 200名/女性 200名) ※性年代、申請有無、申請手段均等割付。
※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

(エボル)

※この記事は2022年08月30日に公開されたものです

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