巡り合わせとは? 巡り合わせのいい人になる方法
「巡り合わせ」という言葉を聞いたことがあると思います。人との出会いにおいてよく使われる言葉ですが、その意味について詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。
実はこの言葉は、婚活において大切キーワードなのです。今回は、巡り合わせとは何かと、巡り合わせのいい人になる方法をお伝えいたします。
巡り合わせとは?
「巡り合わせ」とは、「自分の意志とは関係なく自然にそうなること」というような意味です。自分の計算や行動による結果とはちがい、偶然の成り行きや物事の結果ともいえるでしょう。
人間関係においてよく使われる言葉で、「運命的な出会い」という言葉と、ニュアンスが近いかもしれません。
この言葉の使用例をあげるとすれば、「巡り合わせにより、彼と出会えた」「今の恋人と出会ったのは何かの巡り合わせだろう」という感じです。
物事が起こったときに、偶然そうなったと感じたり、また運命を感じたりしたときに使います。
いい巡り合わせ、悪い巡り合わせとは
巡り合わせは偶然の出会いですから、いい巡り合わせばかりとは限りません。あなたの運命を狂わせるような悪い巡り合わせもあります。
では、いい巡り合わせとはどのようなものなのでしょうか。それは、その人と出会ったことで、毎日が幸せだと思える出会いです。その人と話していると楽しいし、やること成すことすべてうまくいくようになった。そんな人との出会いは、人生の宝だといえるでしょう。このようないい巡り合わせは、あなたの気持ちが安定していて落ち着いた状態のときに訪れやすいのです。
それはなぜかというと、風水では魅力的な男性には「陽」の気が満ちているといわれています。「陽」の気とはエネルギッシュで明るいオーラです。その反対の「陰」の気とは、落ち着いた雰囲気です。陽と陰は磁石のプラスとマイナスと同じです。「陰」の気を持つ女性に、「陽」の気を持つ男性は自然に惹かれます。そして、その女性を幸せにしたいと思うのです。自分の力で女性を明るい笑顔にさせることができた。そんなときに男性は必要とされている感覚に浸ります。自分だけに見せてくれる笑顔に、男性の征服欲が満たされていく。そして、お互いに運命を感じて惹かれ合っていく。これが、いい巡り合わせの一例です。
では、悪い巡り合わせとはどのようなものなのでしょうか。それは、その人と一緒にいると、不幸せだと思えるような出会いです。一緒にいるのがつらいのに、なぜか離れることができません。腐れ縁とも似ているかもしれません。負の連鎖が続き、その人と出会って以降、何もかもがうまくいかなくなったりします。恋愛だけでなく、仕事も人間関係もなぜかガタガタになって崩れていくのです。このような場合は、悪い巡り合わせだといえるでしょう。
巡り合わせが悪い人の特徴
巡り合わせが悪い人とは、運が悪い人とも言い換えることができます。とはいえ、運のせいばかりではないのです。根本的な問題は、巡り合わせが悪いその人自身にもあります。もし、巡り合わせが悪いと感じたら、自分の行動を反省しいい巡り合わせを引き寄せる行動に変えていけばいいのです。不幸な気持ちになって落ち込む必要はありません。では、巡り合わせが悪い人の特徴を3つあげていきます。
(1)ダメ男ばかり好きになる
なぜかダメ男ばかり好きになる女性がいます。母性本能が暴走しているのか、ヒモ男ばかり好きになったり、男らしさを勘違いして暴力的な人を好きになったり、頭がいい人と理屈っぽいだけの人を混同して好きになったりと、いろいろなケースがあります。
これは、巡り合わせも関係していますが、本人が男性を見る目がないことも大きな原因です。それから、ダメな男がつけいる隙を与えてしまっているのかもしれません。ダメな恋愛ばかりしていると、どんどん自分に自信がなくなっていきます。そして、こんな自分と付き合ってくれる男性なら誰でもいいと、無意識のうちに思ってしまうのです。
そうした気持ちを見透かされて、ダメ男が近寄ってきます。このような負のスパイラルにはまってしまっているため、巡り合わせが悪くなってしまうのです。
(2)「お金がない」が口ぐせ
言霊(ことだま)という言葉があります。言葉には魂が宿っていて、言葉にするとその通りになるという言い伝えです。「お金がない」といつもいい続けていると、本当に貧乏になってしまいます。それに人間関係も悪くなります。
なぜなら、せっかく誰かに誘われても、「お金がないから」と断ってしまうと、相手は次に誘えなくなるからです。誘いを断ってしまう人はお金を使いたくない人。また、「お金がない=運気が悪い」という意味でも避けられてしまいます。
お金がないときほど、人とのつながりが大事なのに、それをわかっていないのです。「お金がない」といつもいっていると、お金がなくなるだけではなく人とのいいご縁もなくなるので、巡り合わせが悪くなります。
(3)巡り合わせが悪い人に囲まれている
超ネガティブな人のまわりが全員ポジティブという状況はあまり見かけません。何事にも前向きな人は、やはり同じ前向きに行動できる人と気が合います。つまり、自分の性格や特徴に近い人たちが集まってくるのです。類は友を呼ぶとよくいいます。このことから考えると、巡り合わせの悪い人は、同じく巡り合わせの悪い人に囲まれているのです。
そして、お互いに自分の巡り合わせの悪さをグチっています。これでは、巡り合わせがよくなるはずはありません。
巡り合わせをよくするには?
家に引きこもって誰とも連絡をとることがなければ、巡ってくるものなど何もありません。巡り合わせという言葉からもわかるように、これはとても流動的で一カ所に留まっているようなものではないのです。
行動し、その範囲を広げていくことで出会える可能性を高めていく必要があります。知らない土地を旅してみる、あまり話をしたことがない人に話しかけてみる、ヘアスタイルやメイク、ファッションを変えてみる。そうしたことをしてみましょう。
新しいことに挑戦することで生まれる出会いの中に、いい巡り合わせがひそんでいるのです。
必ずいい巡り合わせがあると信じることが大事
自分は運が悪いから、いい巡り合わせなんて一生ない。そんなふうに思っていると、本当にそうなってしまいます。いい巡り合わせは、心がけ次第で自分で引き寄せられます。日ごろの行い、考え方、自分の性格などを見直して、改善していくといいでしょう。そうした前向きな行動の先に、いい巡り合わせがあるのです。
(紅たき)
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※この記事は2022年08月29日に公開されたものです