なぜ? 婚活女子にオススメの趣味は「スキューバダイビング」
「出会いがない」「納得のいく相手が見つからない」「好きという感情を忘れてしまった」……などなど、婚活女性の悩みは尽きません。そこでこの連載では、恋愛コンサルティングのアモーレ石上さんとライターみきてぃが、「いま本当に狙うべき婚活相手とは?」をテーマに"婚活"について対談しました。全5回でお届けします!
スキューバダイビングを趣味にする男性のタイプは?
み:どうやら、一部の20代女性に、「婚活疲れ」という現象が起きているようです。疲れた女性が、癒されながら、ゆる〜くハイスペック男性を捕獲できる方法はないでしょうか。
石:ありますよ。スキューバダイビングを趣味にしてください。スキューバダイビングは、自然の偉大さ、雄大さに触れることができる究極のアウトドアスポーツ! 都会の婚活競争に疲れた女性も、自然に抱かれて、自分を取り戻すことができます。
み:それ、アモーレさんの趣味でもありますね。海に集まってくるダイバー男性は、どんな層が多いのでしょう?
私のイメージでは、「金なんかなくても、自然があれば幸せだ。腹が減ったら、魚を釣ればいい」みたいな、豪快で、日焼けした自由人のイメージなのですが、間違ってます?
石:かなり偏ったイメージですね。属性としては、学生もいますし、週末の気分転換のために潜るサラリーマン、経営者など、多種多様です。ダイビングは、ある程度、時間もお金もかかるスポーツなので、それなりに経済力はあると思います。
マニアックで凝り性なアウトドア派、一度ハマると毎週のように海に通うタイプが多いですね。独身男性も多いですよ。
み:貴重な週末に、都会で女性と遊ぶのではなく、海で魚とたわむれることを選ぶぐらいですもんね。
一人で行ってもいいし、デートに誘う口実にも。
み:スキューバダイビングは、未経験の女性にとって、かなりハードルが高く感じます。一人で行くのは、寂しくないですか?
石:とりあえず一人で行って、ダイビング体験に申し込んでください。行きつけのダイビングショップを作って、店のオーナーと仲良くなれば、常連さんと一緒に飲みに行けたりして、仲間ができます。学生のダイビングクラブもあるので、学生と出会うチャンスもあります。
み:ダイバーと仲良くなるための入口は、ダイビングショップのオーナーですね。
ちょっと待って! 妄想してしまいました。そのオーナー自身がステキ、ということもありますよね。
石:もちろんです。ダイビングショップは、大きく分けて2種類です。都会で店舗展開しているショップと、地元でダイバーを案内しているショップ。特に地元ショップのスタッフは、海までタンクを持ち運びするので筋肉も鍛えられていて、体力もあります。自然や生物に対する愛着があり、愛情も深い。客商売なので、人とのコミュニケーション能力も高いです。
み:いざというときには、命も守ってくれる逞しさも♡
石:スキューバダイビングは、気になる男性をデートに誘う口実にもなります。相手が経験者ならラッキーですし、相手も未経験でも、一緒に体験ダイビングをしよう、と誘っても良いですね。
み:「ダイビングにチャレンジしてみたいんだけど、一人では怖いので、ついてきて」と誘えば良いのですね。
石:たとえば、関東在住なら伊豆あたりは日帰りでも行けます。積極的に攻めたい場合や、ある程度仲良くなってからは、沖縄などに泊まりツアーを組むのもあり。バーベキューをしたり、夜の海を見ながら飲んだりするイベントもあるので、自然に良い雰囲気になるんじゃないでしょうか。
み:お互いが楽しめたら、二人の共通の趣味にできますね。海に通いながら、愛をはぐくむ…。
ダイビングが婚活に最適な5つの理由
石:僕は、スキューバダイビングには、結婚を考えたい二人の共通の趣味として最適な要素が、大きく5つあると分析しています。
第一に、命を考えるきっかけになります。ダイビングは、気を抜くと死に直結するスポーツです。一緒に海に潜ることで、人生とか命に対する価値観を確認することができます。
み:いきなり「命」という深いところにきましたね。
確かに、都会での表面的な付き合いでは、命と向き合うシチュエーションはありません。
石:第二に、生物としての男と女を感じることができます。ダイビング中は、魚をはじめとする生き物の観察ができますが、クライマックスは、求愛、生殖、産卵に関する神秘的な瞬間です。オスが必死に求愛する姿や、彼らのエッチを観察する機会も多く、男性の潜在意識に、結婚、出産を刷り込ませることができます。
み:自然界の性の法則を知っている男性は、女性を惹きつける術(すべ)を心得ていそうですね。
石:そうです。もちろん僕も男として、彼らの姿から学ばせてもらっています。
ダイビングが、共通の趣味としてオススメの第三の理由は、海では男女ともに露出度が高いことですね。海にもぐる時は、ウエットスーツですが、休息中は基本的に水着姿です。スタイルに自信がある女性は、自分をアピールする機会になりますし、男のカラダの引き締まり具合などもチェックできますしね。
み:いざという時にビックリ、という事態をお互いに避けられますね。露出の機会が増えると、日常的に体を鍛えるモチベーションにもなりそうです。
石:ダイビングをオススメする第四の理由は、基本的に二人1組でバディを組んで潜るという点です。安全に楽しむために、二人で協力。つまり、二人の共同作業の意識が自然に身につきます。
み:命をかけた、初めての共同作業的な。最後の理由は?
石:子どもが生まれてからも、家族で楽しめるスポーツだからです。小さい頃から自然に触れて、命についても学べるので、子どもの教育にも良いですね。
み:海をテーマにしていると、アモーレさんとの会話ですら、さわやかな気分になれるから不思議です。さすが、自然は偉大ですね。
(話し手:アモーレ石上、聴き手・文:みきてぃ)
※この記事は2022年05月25日に公開されたものです