【難読】“はん……”? 「反駁」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「反駁」の読み方です。
一体なんて読むの?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「反駁」の読み方は?
「反」は、反対、反映と読むので、“はん”と読むのが一般的ですよね。しかし、「駁」はなかなか見ないのではないでしょうか。「駁」は、入りまじる、非難するという意味合いの漢字です。では、二つを合わせてなんと読むのでしょう?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“はんばく”と読みます。
「反駁」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「反駁」の意味は以下のように解説されています。
はん‐ばく【反×駁】
[名](スル)他人の主張や批判に対して論じ返すこと。反論。「例をあげて―する」
他人の説や意見に反論すること、という意味合いで使われる言葉です。読み方が難しいですが、“はんばく”と読むんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「反駁」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。あまり馴染みのない言葉ですが、裁判や会議のような真剣な話し合いの場などで、相手の説明や批判に対して論じ返し応戦することを表しています。
「反論」と意味が似ていますが、「反駁」は相手の批判に対し、論じ返すというニュアンスが強くなります。微妙な違いですが、しっかり使い分けたいですね。
(ななしまもえ)
※この記事は2022年05月23日に公開されたものです