お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

婚活女子が、既婚男性と仲良くすべきワケ

#いま本当に狙うべき婚活相手とは?

アモーレ石上

「出会いがない」「納得のいく相手が見つからない」「好きという感情を忘れてしまった」……などなど、婚活女性の悩みは尽きません。そこでこの連載では、恋愛コンサルティングのアモーレ石上さんとライターみきてぃが、「いま本当に狙うべき婚活相手とは?」をテーマに"婚活"について対談しました。全5回でお届けします!

既婚者を制する者は、独身者を制する

み:どうやら世間では、既婚のくせに、堂々と合コンに参加してくる男性が少なくないようです。
石:普通じゃないですか。でも、婚活女子を合コンに誘うと、「独身者と既婚者、それぞれ何人ですか?」とか聞いてくるんですよね。で、「既婚者が多いなら、やめときます」とか言ってくる。
み:当たり前じゃないですか。婚活女子は、将来の結婚相手を捕まえることに必死なんです。既婚者と仲良くなっているヒマもないし、そもそも、合コンに既婚者が混ざっている意味がわかりません。
石:全然わかっていませんね。実は、婚活女子にとって、既婚者こそ、仲良くなるべき相手なのです。なぜなら、合コンにくる既婚者男性は、時間的、金銭的、精神的余裕があって、フットワークが軽い。コミュニケーション能力も高く、当然、交友関係も広い、いわゆる「既婚ではあるけれど、好物件」が多いのです。その彼の向こう側には、彼と似たような属性の独身同僚、後輩など、光り輝く人脈が広がっているのです。
み:なんと…。妄想しちゃいますね♡
たとえば、既婚者と仲良くなって、二人で飲んでいるとき。彼のiPhoneにメッセージが届く。それを確認した彼が、「今、後輩が近くにいるんだって。合流してもらって、いいよね?」と私に聞いてくる。で、現れた彼は独身で、「え…。ステキ♡」みたいな?
石:その通りです。婚活は、早く結果を出そうとして短絡的になると、実は損をするのです。
み:「急がば回れ」ならぬ「急がば既婚者」。「既婚者を制する者は、独身者を制する
」ですね。
石:そう。余裕がある既婚男性の人脈を、根こそぎ刈り取ってください。

独身男性との出会いを叶える「人脈のギブ&テイク」

み:急に、既婚者に興味が出てきました。ところで、既婚者とは、どうすれば仲良くなれるのでしょう?婚活に成功する秘訣として、「周りの人に『婚活中』と公言するのが良い」と聞いたことがありますが、既婚者に向かって、正直に、「本当はあなたの向こうにいる独身者を狙っている」なんてカミングアウトする必要はないですよね?
石:それはどっちでもいいんじゃないですかね。大事なのは、相手の既婚男性に紹介を求めるだけではなく、自分の人脈も提供することですね。飲み会をセッティングして、独身、既婚にかかわらず、自分の友達を積極的に紹介してあげてください。そうすると、「世話になっているから、僕の友達も紹介してあげよう」と思ってもらえるので。
み:つまり、人脈のギブ&テイクですね。
石:当然です。ビジネスも婚活も、まずはギブです。

婚活女子が、心の安定を得られる禁断の策

み:ちなみに、既婚男性は、合コンに何を求めてくるんですか?
石:それは……。察してください。
み:いえ、ちょっと危ない妄想をしてしまって……。たとえば、合コンに参加した女性が、アモーレさんの助言どおりに、既婚男性と仲良くなったとしましょう。そのうち、「あれ? この人、既婚のはずなのに、やけに積極的だし、よく見たらステキかも」みたいな流れで、そっちに捕まってしまう可能性もあるかな、なんて。
石:既婚男性は、独身女性と仲良くなっても、自分の家庭を壊してまで、深入りしたいとは思っていない場合がほとんどです。その代わり、女性に対しても、束縛はしないんです。親しく付き合いつつも、「最終的には、良い男性を見つけて幸せになってほしい」と思っているので、自分の知人男性を紹介することも、珍しくありません。
婚活で疲れ切った女性は、心身のバランスを崩してしまうこともありますよね。寂しさや焦りを抱えたまま婚活するよりも、優しい既婚男性をパートナーにして心の安定を保ちつつ、落ち着いて婚活に臨むという方もいます。
み:なんだか、複雑な気持ちになってきました。公(おおやけ)で聞いてはいけないことを、聞いてしまった気がしますが、貴重な意見かも、ですね……。

話し手:アモーレ石上、聴き手・文:みきてぃ

※この記事は2022年05月22日に公開されたものです

アモーレ石上

1973年生まれ。埼玉県狭山市出身、在住。慶應義塾志木高等学校、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、和光証券(現みずほ証券)、ベアー・スターンズ証券、バークレイズ証券、クレディ・アグリコル証券にて計17年営業マンとして勤務。現在は、一般社団法人スマート男子育成協会代表理事。2,000回の合コン経験と100名以上の女性との交際体験を経て、恋愛ノウハウを習得。かわいい彼女作りのノウハウを学べる「スマート男子養成講座」を展開し、理想の彼女を作り自信を持った男性を世に大量輩出することを使命としている

この著者の記事一覧 

SHARE