仕事ができない人に疲れるのはなぜ? 理由と対処法
「仕事ができない人のフォローばかりで疲れる……」と悩んでいる人はいるでしょう。少しでも楽になる方法があれば知りたいですよね。この記事では、仕事ができない人に疲れる理由と対処法を紹介します。
チーム内の仕事ができない人に対して、イライラして疲れることはあるかもしれません。
かといって、一緒に仕事をしていれば関わらないわけにもいかないでしょう。仕事ができない人と関わる上で、これ以上疲れを感じないための方法はあるのでしょうか?
この記事では、仕事ができない人に疲れる理由と対処法を紹介します。
仕事ができない人に疲れる理由
仕事ができない人と一緒にいて疲れるのはなぜなのでしょうか?
(1)報連相がないまま仕事を進められてしまうから
仕事ができない人の中には、報連相(報告・連絡・相談)を行わない人もいます。
疑問点があっても相談せずに仕事を進めるため、結果として後で大きな修正が必要になる場合も。
そのような時に、「最初から相談してくれたらこうはならなかったのに……」とがっかりする人はいるでしょう。
こうしたモヤモヤを抱えたまま仕事をすることになるため、疲れてしまうのだと考えられます。
(2)ミスを指摘すると言い訳されるから
仕事ができない人は、ミスをしても誰かのせいにして言い訳ばかりすることがあります。
ミスを指摘した時に、「でも、これは○○だったから」と言い訳されると、あまり良い気分はしませんよね。
また、時間を割いて注意したのに嫌そうな態度を取られると「あなたのためを思って言ったのに」とイライラして、気持ち的に疲れてしまうでしょう。
(3)仕事が思うように進まないから
仕事ができない人の中には、仕事の習得が遅かったり、何度も同じミスをしたりする人がいます。
その度にフォローしていると、自分の仕事ができなくなることもあるでしょう。
こうして仕事に支障が出る状況が続くと、疲れを感じても仕方がないといえます。
(4)「これくらいの仕事はしてほしい」という期待があるから
仕事ができない人に疲れるのは、相手に対して「これくらいの仕事はしてほしい」という期待を抱いているからかもしれません。
相手に期待しすぎていると、仕事のパフォーマンスが期待値を下回っていた時に「何でこんなこともできないのだろう」というネガティブな感情を抱きがち。
こういったことが繰り返されると、ストレスがたまってしまうでしょう。
(5)自分の仕事量と比べてしまうから
仕事ができない人は、あまり多くの仕事をさばけない傾向にあります。その分を、他のメンバーでフォローしなければいけない場合もあるでしょう。
「私はこんなに仕事をしているのに、あの人は少ししかしていなくてずるい」などと仕事量を比べて不満な気持ちを抱くようになります。
人の分も仕事をしていることから疲弊もするでしょう。
(6)何度も同じことを聞かれるから
仕事ができない人の中には過去に教えてもらったことを忘れて、何度も同じ質問をする人がいます。
不明点を質問すること自体は良いのですが、それを何度も繰り返されると、聞かれた側としてはさすがに「また同じことを教えないといけないの……」と疲れてしまうでしょう。
(7)仕事へのやる気が感じられないから
何度も同じミスをしたり、仕事の期限を守らなかったり……こういったことを繰り返されると、「この人、仕事に対してやる気がないのかな?」と思ってしまうこともあるでしょう。
そうなると、目標を持って仕事に取り組んでいる人は、意欲をそがれるような気持ちになり、ストレスを感じるのです。