お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

仕事ができない人に疲れるのはなぜ? 理由と対処法

にほんご倶楽部

仕事ができない人への対処法5つ

仕事ができない人に疲れる気持ちはあっても、同じ仕事をしている限り、関わり続ける必要があるでしょう。では、なるべく疲れずに関わる方法はあるのでしょうか?

ここからは、仕事ができない人への対処法を紹介します。

(1)相手に多くを求めすぎない

前述しましたが、仕事ができない人に疲れる原因として「これくらいはしてほしい」という期待を抱いているからということが考えられます。

しかし、仕事の能力は人それぞれ異なるもの。自分にとっては当たり前にできることでも、難しく感じる人はいます。

そのため、「これくらいはできて当然」という価値観を押しつけず、相手に多くを求めすぎないようにしましょう。

「相手には相手なりのキャパシティがある」と割り切れば、イライラして疲れを感じることが少なくなるかもしれません。

(2)相手が部下の場合は長所に応じた仕事を割り振る

誰しも得意不得意があるため、それに見合った仕事を振り分けるのも上司の仕事といえます。

そのため、仕事ができない人が部下である場合は、なるべく相手の長所を生かせる仕事を割り振るようにしましょう。

そうすれば、ミスを繰り返す可能性が低くなるため、フォローに追われて疲れることも減るでしょう。

(3)ミスの原因と改善点を一緒に考える

仕事のできない人が同じミスを繰り返すのはわざとではなく、どうすれば改善できるのかを理解できていないからかもしれません。

そのため、もし相手のミスが目立つようなら、その原因と改善点を一緒に考えてみてください。

ミスを減らすためのプロセスを明確に示すことで、相手の仕事ぶりが改善するきっかけとなるでしょう。

(4)「仕事を教えることで自分も成長できる」と考える

「なんで仕事ができない人のフォローばかりしないといけないんだろう……」というネガティブな気持ちにとらわれていると、疲れを感じやすくなるものです。

そのような時は、「仕事を教えることで自分も成長できる」というふうに考え方を変えてみましょう。

「どうすれば相手の成長を促せるか」と前向きに考えれば、気持ちが落ち込んで疲れることも減るかもしれません。

(5)同僚や上司に相談する

仕事ができない人に対して何度指導しても改善が見られなかったり、そのせいで気持ちが参ってしまったりした時は、同僚や上司に相談してみましょう。

つらい時に全て1人で抱え込もうとすると疲れがたまってしまいます。

誰かに相談することで、仕事ができない人へのフォロー体制を整えてもらえたりアドバイスをもらえたりして、あなたの負担が軽くなるかもしれません。

仕事ができない人に疲れたら考え方を変えてみよう

仕事では、いつも自分と相性が良い人とばかりチームを組めるとは限りません。時には「仕事ができない」と感じる人と一緒に働かなければいけないこともあります。

「あの人は仕事ができないから疲れる……」と感じたら、ネガティブな気持ちにとらわれる前に考え方を変えてみましょう。

「仕事を教えることは自分の成長にもつながる」と考えれば、前向きな気持ちになれるかもしれません。

また、疲れすぎる前に周りのサポートを求めることも必要です。そうすれば、仕事ができない人に対して疲れてしまうことは減るでしょう。

「仕事ができない」と感じる相手への対処法を工夫して、少しでも快適に働けると良いですね。

(#にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

 

※この記事は2022年04月25日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

この著者の記事一覧 

SHARE