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「策士」とはどんな意味? 策士の特徴も解説

にほんご倶楽部

策士が気をつけたいこと

「策士」という言葉は、「自分の思い通りに物事を運ぶため、良くないことをくわだてる」というネガティブなニュアンスで使われることもあります。

策士がネガティブなイメージを持たれないためには、損得勘定に走りすぎないことが大切です。

自分の得だけでなく、周囲にとってもプラスになるか考えて戦略を練ることができれば、「頭の切れる頼もしい人」といったポジティブなイメージを持ってもらえるはず。

もう1つ注意したいのが、「策士策に溺れる」といった状況を回避すること。

策略や手段にとらわれすぎると、物事の本質を見失って失敗してしまうこともあります。戦略を立てたからといって油断せず、常に「一番大切なことは何か」を意識しましょう。

「策士」の使い方には要注意

「策士」は、「策略を立てるのがうまい」「好んで何かをたくらむ」といった意味で、ネガティブなニュアンスを持つ言葉です。

物事を計画する能力が高い人に対して褒め言葉として使われることもありますが、それは適切な使い方ではないといえます。

この場合、「戦略的」「頭の回転が速い」といったポジティブな言葉を使えば、誤解を与える心配は少ないでしょう。

(#にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2022年03月31日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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