「やさぐれる」の意味とは? 心理と特徴、対処法も紹介
やさぐれる人の心理
ここからは、やさぐれる人の心理を見ていきましょう。
心理を理解しておくことで、やさぐれた人へ対処するヒントになるかもしれません。
(1)放っておいてほしい
やさぐれる人は、何かしらうまくいかないことがあったと考えられます。
その場合、失敗したことに対してすぐに気持ちが切り替えられず、落ち着くまでは1人でいたいと思っているのでしょう。
慰めの言葉を聞くことすらつらいという心理なので、他人に対して反抗的な態度を取ってしまうようです。
(2)失敗が続いている
何度も失敗が続くと、心が折れてやさぐれてしまうこともあるようです。
こんな時は、周囲の声も素直に受け入れることができず、「もういいよ」「自分なんてどうせ……」とネガティブ思考に陥ってしまうのです。
そして、そんな負のスパイラルが、余計に気持ちをやさぐれさせてしまうのでしょう。
(3)自信がなくなっている
前述のように何度も失敗を繰り返したり、または何か嫌なことが続いたりすると、自信を失ってしまうこともあるでしょう。
すると、自尊心が傷つき、「自分なんて……」とやさぐれてしまう可能性があります。
そして「自分がやってもうまくいかない」と思い込んでしまい、自暴自棄になってしまうのです。
(4)心身共に疲れている
心と体が元気であれば、多少の失敗も跳ねのけることができるかもしれません。
しかし、失敗を繰り返して心が傷ついていると、ついネガティブな考えになりがち。
そんな時、自分がそれ以上傷つくことを防ぐために「もうどうでもいいや」と考えるのでしょう。