知ったかぶりの特徴と心理は? 意味や類語、対処法についても紹介
知ったかぶりをする人への対処法
いつも知ったかぶりする人とは、どのように関わると良いのでしょうか?
ここでは、知ったかぶりをする人への対処法を紹介します。大きなトラブルを招かないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
(1)話の内容を確認する
知ったかぶりがうまい人は、分からないことがあってもなかなか態度には出しません。もちろん、知らないことを質問してきたり、相談してきたりすることもないでしょう。
そのため、仕事など大切な場面では思わぬトラブルにつながることも。
そういったトラブルを防ぐためには、相手とコミュニケーションを取りながら、しっかり話の内容を理解しているか確認をすることが重要です。
例えば、トピックについて相手に意見を求めるのがおすすめ。
ただし、プライドが高い人に大人数の前で質問をすると、恥をかかされたと感情的になる可能性があるので状況を見極めることもポイントです。
(2)大事な話以外は聞き流す
知ったかぶりをする人と話すと、どこまでが本当のことなのか分からず疲れてしまうこともあるでしょう。
場合によっては、ある程度聞き流すということも大切かもしれません。
重要な内容以外の時は、「この人は知ったかぶりをする癖がある」と割り切って、真正面から受け取らないようにするのがストレスをためないコツです。
(3)複数人で会話をする
知ったかぶりをされることによるトラブルを防ぎたいなら、2人きりの会話は避け、できるだけ複数人で会話するようにしましょう。
2人だけで会話をしていると、話を切り上げづらく、また知ったかぶりをしているかどうかの判断が難しくなります。
複数人で会話をすることで、自分以外の人の目によっても判断ができるようになるはずです。
知ったかぶりを改善する方法
「良くないことだと分かっているものの、つい知ったかぶりをしてしまう」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
最後は、知ったかぶりを改善するためのポイントを2つ紹介します。
(1)後悔しないかを想像する
知ったかぶりな言動をする前に、それによって後悔しないかどうかを想像してみましょう。
知ったかぶりをすることで余計に時間がかかったり、再度説明してもらうために相手の時間を奪ったりしてしまうかもしれません。
そしてその結果、あなた自身の評価や信頼を落としてしまうことにもつながります。
つい知ったかぶりをしてしまいそうになった時は、一呼吸置いて、少し先のことを想像してみてください。
(2)素直に質問する練習を心掛ける
「知らないことは恥ずかしいこと」と思い込んでいませんか? 誰にでも知らないことはあり、それは知識を増やすチャンスでもあるのです。
知ったかぶりを直すには、まず素直に質問する練習をしてみてください。きっと、誰もあなたをばかにすることなく、親切に教えてくれるはずです。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざもあります。知ったかぶりするよりも、素直に質問した方が総合的にメリットが大きいのではないでしょうか?
知ったかぶりをする人とも上手に付き合おう
知ったかぶりをする人は、優秀だと認められたいという承認欲求、または仲間外れにされたくないという不安を抱いている場合があります。
もし、自身の知ったかぶりする癖を直したいと思っている場合は、まずその心理をよく理解し、素直になる練習をしてみましょう。
また、周囲に知ったかぶりをする人がいて困っているなら、今回紹介した対処法を実践してみてくださいね。
(髙橋めぐみ)
※画像はイメージです
※この記事は2022年03月22日に公開されたものです