知ったかぶりの特徴と心理は? 意味や類語、対処法についても紹介
知ったかぶりをする人の心理
言葉の意味が分かったところで、続いては知ったかぶりをしてしまう人の心理を5つ紹介します。
(1)優秀だと思われたい
知ったかぶりをする人は、優秀だと思われたいと強く思っている傾向があります。
人は、自分よりも知識が豊富な相手を尊敬したり、一目置いたりすることがありますよね。
知ったかぶりをする人は、「周りの人から尊敬されたい」「一目置かれるような存在になりたい」と考えるため、知識が豊富なふりをしてしまうのです。
プライドが高く見栄っ張りな人ともいえるでしょう。
(2)相手よりも優位に立ちたい
知ったかぶりをする人の心理として、相手よりも優位に立ちたいというものも考えられます。
物知りであることをアピールすることで、相手よりも優秀であることを示したいのです。
そして優位に立って、自分の意見を主張しやすくしたり、安心感を得たりしたいのかもしれません。
(3)知らないことを恥ずかしいと思っている
「知らないことがあると恥ずかしい」という心理から、知ったかぶりをしてしまう人もいます。
そのような人は「知識がないとばかにされる」「恥ずかしい思いをしたくない」という気持ちが強いのです。
知ったかぶりをして、後々面倒なことになったとしても、「無知であることを知られるよりはマシ」と考えている場合もあるようです。
(4)自分に自信がない
自分に自信がない人も、知ったかぶりをしてしまう可能性があります。
これは、知っているふりをすることで、自分を大きく見せるため。
知識量や学歴などにコンプレックスを感じている場合、その自信のなさをカバーしたくて、つい知ったかぶりをしてしまうのです。
(5)仲間外れにされたくない
仲間はずれにされたくないという心理から、知ったかぶりをしてしまうこともあります。
例えば、友人同士で昨日のテレビ番組について話題に上がったとしましょう。
この場合、実際には見ていなかったのに、まるで番組を見たような口ぶりで話をしてしまうのです。
この時、「空気を乱したくない」「知らないといえば会話に参加できなくなる」と思い、知ったかぶりをしてしまうのです。