照れ屋の意味とは? 照れ屋さんの特徴と心理&アプローチ方法
照れ屋とは? 今回は、照れ屋の意味や類義語、英語表現を紹介。また、照れ屋さんの特徴や心理、恋愛傾向なども解説します。照れ屋な人にアプローチする方法を解説します。
「あの人は照れ屋だからなかなか気持ちを表に出さない」など、「照れ屋」という言葉を見聞きする機会は多いですよね。
「身近に照れ屋な人がいる」「照れ屋な人に片思いしている」という人もいるでしょう。
この記事では「照れ屋」の意味や類義語、英語表現を紹介。また、照れ屋な人の特徴や心理、アプローチ方法なども解説します。
照れ屋とはどんな意味? 成り立ちも紹介
まずは「照れ屋」という言葉の意味と成り立ちを確認しましょう。
意味は「すぐ照れる人」
「照れ屋」という言葉を辞書で引くと、下記のような記載があります。
てれ‐や【照屋】
すぐにてれる人。何かときまりわるがる人。はにかみや。(『精選版 日本国語大辞典』小学館)
つまり照れ屋とは、いろいろなことに恥ずかしさを感じやすい人のことを指します。
「照れ屋」は人の性質を表す「屋」と「照れる」から成る
「照れ屋」という言葉は「照れ(「照れる」という動詞を名詞化したもの)」と「屋」という2つの言葉が組み合わさってできています。
「照れる」「屋」には、それぞれ下記のような意味があります。
て・れる【照れる】
[動ラ下一]気恥ずかしく感じる。また、恥ずかしそうな態度や表情をする。「あまりほめられると―・れる」「冷やかされて―・れる」(『デジタル大辞泉』小学館)
や【屋/家】
[名]
1 住むための建物。家屋。いえ。「我が―」「一軒―」2 屋根。「声高になのたまひそ。―の上にをる人どもの聞くに、いとまさなし」〈竹取〉
[接尾]名詞に付く。
1 それを売買する人や家の意を表す。「本―」「菓子―」2 そのような性質の人をいう。使う人、場合によって軽蔑や自嘲の意を込めて用いられることもある。「気取り―」「わからず―」「がんばり―」
3 役者の屋号や文人の雅号などとして用いる。「紀の国―」「鈴の―」
4 商業などを営んでいる家の屋号として用いる。「越後―」「近江―」
5 そのことを専門にしている人、ある技術に優れている人などをさしていう。使う人、場合によって自慢げに、うらやましげに、あるいは自嘲や軽蔑の意を込めても用いられる。「事務―」「技術―」「政治―」「チーム随一の飛ばし―だ」「速いだけが取り柄の走り―さ」
(『デジタル大辞泉』小学館)
ちなみに、「照れ屋」の「屋」は2の意味にあたり、人の性質を表しています。
「照れ」と「屋」を組み合わせることで、「照れる性質がある人」を意味しているのです。
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