#35 「男性にしてほしいこと」をスムーズに伝えるフレーズとは?
「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.35
「こうしてくれると嬉しいな」
この言葉の効果
意中の相手と良好な関係を結ぶことができます。
彼の言動にイライラしたり、悩んだり、果ては尽くしすぎるのも防げます。
男女のトラブルは、往々にして“女性の求めるものを男性が察せない”時に起こりがちです。
というのも、男性は、女性の求めるものを察するのが苦手だから。貴女も、どうして彼はこうも理解してくれないのだろう、いつも傷ついてばかりだ、と感じているかもしれませんね。とはいえ、そこで怒ったり、悩んだり、機嫌を悪くしても、溝は深まるばかりです。彼には、どうしても難しいことだから。
このすれ違いは「何をしてほしいのか?」を具体的に伝えるとクリアできます。
男性も貴女のことを幸せにしたいと考えています。その方法が分からなくて困っているのですね。それを分かりやすい形で教えてあげるという優しさもあるはずです。
彼は喜んで、貴女のために行動してくれることでしょう。
ラブスペルの使い方
彼に対して求めるものがあった時に具体的に唱えましょう。
ヒントや、察してもらうスタンスは避けること。とにかく、どう行動すれば良いかを分かりやすく伝えるのです。
週末は紅茶のおいしいお店に行きたい、疲れているから二時間くらいそっとしておいてほしい、不安になるから一日一通はメッセージを送ってほしい──というように。
強調しますが、分かりやすさが第一です。大切なのは、彼が理解できることなのですから。もちろん他人に要求する時は礼節を忘れずに。命令形ではなく「~してくれると嬉しい」という形で唱えましょう。
貴女の気持ちは理解されない
彼が気持ちを理解してくれない、と感じることもあるでしょう。
イライラしたり悲しくもなるでしょう。しかし、本質的に、貴女の気持ちや、考えていることや、してほしいことを理解できる人はいないのですよ。貴女自身の他には。
周りは私のことを理解できるはずだ、という価値観を超えて、周りは私のことを理解できないから、とても分かりやすく伝える必要がある、と考えられるとグッと恋愛は楽になります。
彼が気持ちを理解してくれないと感じる時は、貴女が分かりやすく伝えきれていない時なのかもしれません。いつか思い出していただけると役立つはずですよ。自分を説明する勇気を。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)
※この記事は2022年03月17日に公開されたものです