ジャーナリングとは? 書く瞑想のやり方と効果
「ジャーナリング」という言葉の意味をご存じですか? これは「書く瞑想」とも呼ばれ、自分の頭に浮かんだことを紙に書き出していく行為を指します。具体的にはどのように取り組み、どんな効果が期待できるのでしょう。この記事では効果的なやり方について解説します。
ジャーナリングとは「書く瞑想」とも呼ばれ、思いついたことを紙に書き出すマインドフルネスの方法の1つ。
マインドフルネスは「今、この瞬間」に集中することで、ストレスの軽減や集中力アップなどに効果的ともいわれています。
この記事では、ジャーナリングの具体的なやり方とその効果について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ジャーナリングとは
ジャーナリングとは、日記や日誌という意味を表す英語の「journal」に由来する言葉。
自分自身が感じたことや考えていること、思いついたことなどをひたすらノートに書き出していく行為を指します。
そうすることで、不安やネガティブな感情を整理し、「今、この瞬間」に集中するマインドフルネスの状態をつくり出すことができるのです。
そのため、ジャーナリングは「書く瞑想」とも呼ばれることがあります。
次のページでは、具体的にジャーナリングのやり方を見ていきましょう。
ジャーナリングのやり方
ここからは、ジャーナリングの具体的な方法を見ていきましょう。
ジャーナリングに必要なもの
ジャーナリングに、こうすべきという明確な決まりはありません。ただノートとペンを準備するだけで良い^のです。
ただし、継続して行うことが何よりも大切であるため、お気に入りのノートやペンを使うのがおすすめ。
そうすることで、ジャーナリングに対するモチベーションを高められるでしょう。
ジャーナリングをする時間帯や場所
時間帯についても特に決まりはありません。あなたの気持ちが赴くままにペンを走らせましょう。
朝なら「今日の意気込み」「朝起きて感じたこと」など、夜なら「今日のうれしかったこと」などが思い浮かぶかもしれません。
場所については、静かに集中できる所を選んでみてください。
途中で集中が切れてしまうと、自分の内面と向き合いづらくなったり、思い浮かんだことが他のことでかき消されてしまったりする可能性があります。
ジャーナリングをする際は、スマートフォンも少し離れた場所に置いておくと良いでしょう。
実践する時のポイント
実際にジャーナリングを実践する際は、以下のようなポイントを意識してみると良いでしょう。
・ジャーナリングするテーマを決める
・時間を定めず書き出し続ける
・頭に浮かんだことに評価を加えない
・書き出す際は誤字や脱字を気にしない
・書き出した内容を振り返る
明確な決まりはありませんので、あなたの気持ちが赴くままに、また、続けやすいと感じる方法で試してみるのがおすすめです。
▶次のページでは、ジャーナリングによって期待できる5つの効果・メリットを紹介します。