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自分を好きになる方法とは? ありのままの自分を愛するコツ【心理学】

熊谷佐知恵(心理カウンセラー)

「もし自分のことを好きになれたら、毎日もっと楽しいだろうな」。そんなふうに思ったことはありませんか? そこで今回は、自分を好きになる簡単な方法を、心理カウンセラーの熊谷佐知恵さんに解説してもらいます。

「肝心なところで、言いたいことが言えない」「恋愛がうまくいかず不本意な別れを繰り返してしまう」「頑張っているのに報われない」など、さまざまな理由で「自分のことが好きになれない」と思っている人はいると思います。

本当はもっと自分のことを好きになりたいのに、どうすれば良いか分からない……。

そんな悩みを解決できるよう、今回の記事では自分を好きになる方法を紹介します。

また、自分を好きになれない原因や好きになることのメリットも併せて解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

そもそも「自分を好きになる」とは?

さまざまな経験をしていく中で、失敗や間違い、嫉妬などが原因で、傷ついたり自己嫌悪に陥ったりすることはありますよね。

それでも自分をむやみに否定したり批判したりせず、自分の素直な気持ちを大切にして生きられるようになるのが「自分を好きになる」ということです。

「自分を好きな人」は、自分を大切にします。

無意味に我慢しすぎることなく、心地良い、または好きな環境を選びます。

自分はどんなことにワクワクし、違和感を覚えるのか。こうした感情に興味を持ち、いつもしっかり向き合っています。

また、自身の可能性を信じ、自分を高めていくことに大きな喜びを感じている人も多いでしょう。

反対に、「自分を好きではない人」は、人目を気にして臆病になっているところがあります。

自分で自分を好きになれない分、周囲からの評価によって承認欲求を満たそうとする傾向があり、ポジティブな反応が得られないと対人関係でストレスを抱えがちです。

また、「自信がない」を言い訳に主導権を相手に預けてしまうことが多く、自分で何かを決めるのが苦手なようです。

そのため不安を感じやすく、思うように自分を表現したり、行動したりすることができない場合があります。

もしあなたが「自分のことを好きではない」と感じていても、大丈夫です!

まずは、自分のことを好きになれない原因を探ってみましょう。その上で、少しずつ考え方を変えていけば、自分を好きになれる日が来るはずです。

自分を好きになると恋愛がうまくいく?

自分を好きでいると、恋愛をポジティブに楽しみやすいというメリットもあります。

自分で自分を認められているので、「もし振られたらどうしよう」などと必要以上に心配せず、純粋にお付き合いを楽しめるのです。

また、仮に失恋したとしても「自分がダメなんだ」とひどく落ち込む恐れが少ないでしょう。これまでの関係に感謝して相手から卒業し、前向きに次の恋愛に進めるはずです。

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