お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

自己成長の意味と目的って? 4つの方法と注意点を解説

中谷充宏(キャリアカウンセラー)

自己成長の方法4つ

それでは、自己成長するためにやるべきことを具体的に説明していきます。

(1)苦手なことこそ挑戦する

「得意なことをもっと伸ばしたい」というのは、もちろんOKです。

しかし、伸びしろがより大きいのは苦手分野の方ではないでしょうか。

今まで苦手意識を理由に避けてきたことこそ、真正面から向き合って取り組めば、大いなる成長が期待できるはずです。

(2)習慣化して続ける

三日坊主だと成長できないのは、言うまでもありません。プライベートであろうと仕事であろうと、分野を問わずに「やる」と決めたら続けましょう。

例えば、もっと集中力を高めたいと考えてマインドフルネス(瞑想)を始めたとしましょう。これを3日でやめてしまったら、集中力が身につくとは考えにくいですよね。

だから、「昼休みに5分だけやる」など習慣に落とし込むことで続けるようにします。習慣化する方法としては、毎日アラームをセットする、手帳に書き込んでおく、などがあります。

(3)楽な方に流されない

自己成長は人に頼まれてするものではないので、途中でやめても、誰からも文句を言われないですし責任も問われません。

例えば、「心身共に強くなりたい」と始めた就寝前の筋トレ。

最初は熱心に取り組んでいても、「今日はやる気が出ないから」「今日は仕事で疲れたから」と自らに言い訳をして楽な方に流されてしまう。

こういった場合は、一度初心に戻って自己成長の目的を確認しましょう。「楽な方に流されていては目的を達成できない」という危機感を持つことで、流されにくくなるはずです。

また、「夜は疲れていてできない」といった理由なら「疲れていない朝のうちにやる」といったように、やり方を変えるのも効果的です。

(4)同じことに挑戦する仲間をつくる

人間、誰しも自分には甘くなってしまうもの。時には挫折しそうになることもあるでしょう。

それを防いで自己成長を達成するためには、同じような志を持つ仲間を見つけて交流するのがおすすめです。

「彼女もあれだけ頑張っている、私も負けられない」と互いに良い刺激をもらえるので、双方にとってメリットがあります。

またSNS上で目標や日々の取り組みの様子を公開して、それを見ている人達にサボらないよう監視してもらう、というのも良いでしょう。

次ページ:自己成長を目指す上での注意点

SHARE