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食べてうっとり。「ピエール マルコリーニ」バレンタインコレクション

#トレンドニュース

1月も後半に入り、洋菓子店やチョコレートショップでは、バレンタインに向けた商品が続々と並び始めました。

来たるバレンタインに向けて、ベルギーを代表するチョコレートブランド「ピエール マルコリーニ」は、118日に2022年のバレンタインコレクションを発売。発売に合わせて開かれた試食会にマイナビウーマン編集部が参加してきました。

本試食会には、ショコラティエであるピエール マルコリーニさんがオンラインで登壇。ショコラコーディネーターⓇの市川歩美さんとのトークセッションが開催されました。その中で語られた、今年のバレンタインコレクションの魅力について紹介します。

2022年のテーマは「VOYAGES&PASSION<航海と情熱>」

今回発売されるバレンタインコレクションのテーマは「VOYAGESPASSION<航海と情熱>」。本テーマは、“コロナ禍で気軽に旅行ができなくなってしまった今、チョコレートを食べることで世界旅行を楽しんでほしい”という理由からつけられています。

「チョコレートで“世界旅行”ってどういう意味?」と思うかもしれませんが、ここにはピエール マルコリーニさんの深い思いが込められていました。

Bean to Barだからこそ感じる世界各国の味

チョコレートの製造過程として、ショコラティエたちはクーベルチュール会社からチョコレートを仕入れて、製造することが多いのですが、ピエール マルコリーニのチョコレートは「Bean to Bar」という製法でつくられています。

Bean to Barとは、ショコラティエ自身が農園まで足を運び、材料を買いつけ、店頭に並ぶチョコレートになるまでを一貫して製造することを指します。

「ピエール マルコリーニ」のチョコレートは、ショコラティエであるピエール マルコリーニさん自身が、世界各国のカカオ農園やチョコレートに含まれるピスタチオやフランボワーズなどの農園に足を運び、自ら選んだ素材を使ってつくられています。

そのため、一口食べると世界各国の素材の味が広がり、「まるで世界旅行をしている気分になる」というところにつながるのです。

ショコラティエ・ピエール マルコリーニさん

旅行することが難しい時代だからこそ、チョコレートを食べて旅してほしい。そんな思いが込められたバレンタインコレクションは、パッケージもテーマに合わせて制作されています。

まるでエアメールのよう! かわいらしいパッケージにも注目

エアメールや世界地図を想像させるパッケージは、今回のテーマに合わせてつくられたのはもちろんのことですが、日本人特有のバレンタイン文化からインスピレーションを受けてつくられたデザインなのだとか。

日本には、本命だけでなく、仲の良い友達に贈る「友チョコ」や、いつもお世話になっている人に贈る「サンクスチョコ」などの文化がありますよね。ピエール マルコリーニさんは、この文化に注目したそう。

エアメールのデザインにすることで、本命だけでなく、様々な人にメッセージを贈りやすいチョコレートでありたい、という思いがパッケージに込められています。

生産者にも消費者にも優しい取り組み

「ピエール マルコリーニ」は、近年注目されているSDGsにも積極的に取り組んでいます。

例えば、カカオ農園から豆を仕入れる際は、市場価格の35倍で購入するフェアトレードや、使用する農園での児童労働の禁止、太陽光発電の利用など、生産者や地球に優しい取り組みを心がけているそう。

この取り組みは、私たち消費者にとってもうれしい情報ですよね。私はこのお話を聞いて、ますます「ピエール マルコリーニ」が好きになりました!

食べた後も余韻を感じるチョコレート

今回の試食会では、「ピエール マルコリーニ」を代表する4つのチョコレートを試食。

試食会の様子

「ピエール マルコリーニ」といったらコレ! といっても過言ではないハート型のチョコレート「クール」からフランボワーズとピスタチオの2つの味を、また小さなカカオ農園の厳選カカオ豆だけを使ってつくられたチョコレートシリーズ「グラン クリュ」からピエール マルコリーニとマダガスカルの2種類の計4つのチョコレートをテイスティングしました。

フランス語で“心”を意味する「クール」は、バレンタインにぴったりのハート型のチョコレートです。

今回試食した真っ赤なフランボワーズは、今回のバレンタインコレクションに合わせてリニューアルしたそう。今までと着色の製法を変え、凍結させたフルーツを使い天然由来の着色に変更になりました。

「クール フランボワーズ」は、ホワイトチョコを使用しているのですが、通常のホワイトチョコの半分の量の砂糖でつくられているため、ホワイトチョコ特有の喉に張りつく感じがなく、すっきりと食べられる一品でした。

ピエール マルコリーニさんも大好きという「クール ピスターシュ」は、イラン産のピスタチオを使用。口に入れた瞬間、ピスタチオをそのまま食べたのではないかと思うほどの濃厚な味が広がり、思わずうっとりとしてしまいました。塩味も効いており、私たちが想像する“チョコレート”の概念を覆す新しい味が楽しめます。

もう一つの定番商品「グラン クリュ」は厳選したカカオを使用したこだわりのチョコレート。

本人の名前が名づけられているチョコレート「ピエール マルコリーニ」は、キューバ・マダガスカル・サントメプリンシペの農園のカカオをブレンドし、つくられています。

食べる前から香りが良いのはもちろんですが、食べ終わった後の余韻が口の中に広がり、しばらく幸せな気持ちでいられるチョコレートでした。この効果について、ピエール マルコリーニさんは、「良いカカオは余韻が長く残る」と語られていました。

最後にマダガスカルを実食。他の3つと異なり、酸味が強めの印象で、その理由は使用しているマダガスカル産のカカオがフルーティな味をしているからだそう。

カカオによってここまで味が変わるのか……というのを身に染みて実感した試食会でした。

「ピエール マルコリーニ」のチョコレートですてきなバレンタインを

2022年のバレンタインコレクションは、なかなか旅行ができないモヤモヤや、SDGsの取り組みなど、私たちの今の気持ちに寄り添ったチョコレートとなっています。

今回の試食会やトークセッションで、チョコレートブランド「ピエール マルコリーニ」の取り組みや情熱を伺い、“このチョコレートを贈りたい”と思える要素が詰まっているブランドだなと改めて感じました。

バレンタインまで1カ月を切りました。大切な人へのチョコレート選びの選択肢の一つとして「ピエール マルコリーニ」を検討してみてはいかがでしょうか。

(取材・文:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2022年01月19日に公開されたものです

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