「片思い」と「片想い」の違いは? 使い分けを例文つきで解説
「思い」と「想い」の使い分け(例文つき)
ここでは「片思い」と「片想い」の使い分けをイメージしやすいよう、「思い」と「想い」をどのように使い分けるのか、例文を用いて紹介します。
「あの子のことが好きだと思う」
「あの子のことが好きだと思う」という時、「自分はあの子が好きだ」と頭で判断しています。そのため、「思う」という漢字を使うのが適しているといえます。
「好きなあの子のことを想う」
この場合は、「あの子」のことを頭で論理的に考えるというよりも、対象である「あの子」のことを心に浮かべているニュアンスが強いといえます。
そのため、この場合は「想う」を使うのが適していると考えられます。
「大好きな人に片想いしている」
「大好きな人に片想いしている」というように自分で相手に対する恋心を語る時は、対象である好きな人について頭を使って考えるというよりも、その人の姿を心にイメージしている状態であることが多いのではないでしょうか。
特にプライベートの場面でこのような気持ちを表現したい時は、「想う」を使うとニュアンスが伝わりやすいといえます。