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メイクがめんどくさい。美へのモチベーションが上がらない時の対策

#お仕事ハック

ヨダエリ(コラムニスト)

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回のお仕事ハックは「美へのモチベーションが上がらない」とのお悩みについて、コラムニストのヨダエリさんがアドバイス。

美へのモチベーションが上がらない

最近、美へのモチベーションが上がらず、毎朝のメイクをするのもめんどくさく感じるようになってしまいました。でも、仲が良い同僚はいつ見てもばっちりメイクをして髪型をセットして、ネイルをして……と、私とは正反対でなんか自分が情けなくなることがあります。美へのモチベーションはどうしたら上がりますか?

読みながら、長い付き合いの友人を思い浮かべてしまいました。おしゃれに対するモチベーションがある時とない時の波があり、日によって服や髪、メイクへの気合の入れ方が全く違うのです。

彼女は社会人としての見え方を気にするタイプなので、清潔感は常に維持しています。おしゃれ欲が高めの時は、お店で好みの服を見てテンションが上がったりもします。が、そのモードがいったんオフになると、おしゃれに気を使うのが面倒になるようです。

たぶん、あなたもそんな感じではないでしょうか。「いや、最近は常にめんどくさいです……」と思うかもしれませんが、ずっとそれが続くことはないのでは。

なぜなら、あなたには美意識も社会性もあるから。美意識がない人は、そもそも「どうすれば美へのモチベーションが上がるか」とは考えないし、社会性がない人は「自分が情けなくなる」こともないはずだからです。

ただ、同僚さんとあなたに違いがあるのは事実。おそらく同僚さんは、おしゃれをすること自体が好きな人。あるいは、おしゃれをすることで自分が完成すると感じているのかも。一方、あなたはそうではないですよね。

じゃあ、どうすればモチベーションが上がるか。

……自分がおしゃれをすることが周りを幸せにする、と考えてみては?

あなたは、周りの人は自分なんて見ていない、と思っているかもしれませんが、そんなことはありません。

あなたが似合うアイシャドウをつけていたら「すてきだな」と思うし、季節感のある装いをしていたら「いいな」と思います。女性であれ、男性であれ。

単純に目の保養、というのもありますが、それ以上に大事なことがあります。服や髪やメイクに気を使っていると、「他者を気にかけている」という印象を与えるのです。

逆を考えると分かると思います。たとえば、マッチングアプリで出会った男性との初デートで、相手が首のよれたTシャツと部屋着にしか見えないスウェットパンツをはいてきたら、ガッカリしませんか? 自分さえよければいい人なんだな、と思いませんか?

もちろん、これは極端な例。あなたは周りに違和感を与える装いはしていないでしょうし、職場の場合、ある程度のきちんと感と清潔感を維持しているなら、情けなく思う必要は全くないので大丈夫。ミニマルに生きていくのもひとつの道なので。

ただ、モチベーションを上げたいのなら、あなたがおしゃれをしたら周りの人もハッピーになる、と言いたいです。特に、これまで着たことのない色やデザインなどを取り入れると、反応が感じられやすいので、おすすめ。誰かにほめてもらえたら、結果的にあなたもハッピーになるはず。

自分のためにおしゃれをするのももちろんいいですが、モチベーションを上げる方法の一つとして、人のために、という視点を持つのもアリだと思いますよ!

Point.

・あなたは、そもそも美意識と社会性がある人
・ただ、おしゃれをすることを常に楽しめる人ではないのかも
・いっそ、周りの人を幸せにするために、というスタンスになってみては
・もちろん、きちんと感と清潔感を維持しているなら基本的には問題ナシ

(文:ヨダエリ、イラスト:黒猫まな子)

※この記事は2021年11月23日に公開されたものです

ヨダエリ(コラムニスト) (コラムニスト)

コラムニスト/恋愛アナリスト。慶應義塾大学文学部卒業後、PR会社勤務を経てフリーに。思春期はドイツ在住。メトロセクシャルについて分析したコラムが『AERA』『anan』など多数の媒体で話題になると同時に、携帯サイトで連載していた恋愛相談コラムが口コミで人気に。現在は新聞・雑誌・ウェブでライフスタイルやトレンド、男女の心理にまつわる記事を執筆するかたわら、エキサイトお悩み相談室で電話相談も実施。著書に「その恋、今のままではもったいない!」(情報センター出版局)「今度こそ『信じられる人』と恋愛する本」(すばる舎)など。

●ブログ「cafe dayorin」
https://ameblo.jp/dayorin/

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