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プライベート重視はダメ? 仕事意識が高い先輩との関わり方

#お仕事ハック

ぱぴこ

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回のお仕事ハックは「先輩の熱量についていけない」お悩みについて、ライターのぱぴこさんがアドバイス。

先輩の熱量についていけない

私はプライベート重視派で、人並みの働き方をしていれば十分と思うのですが、先輩はバリバリのキャリアウーマンで仕事に対する熱量がすごいです。
そのため、高い目標を設定されたり、頻繁に仕事観の話をされたりするのですが、私には気が重くつらく感じてしまいます。これは、私が甘ったれているだけなのでしょうか?

安野モヨコさんの漫画『働きマン』の中で、主人公の松方弘子のセリフに「あたしは仕事したなーって思って死にたい」というのがあります。

『働きマン』は、2004年開始の漫画で、豪胆社の雑誌「週刊JIDAI」編集部を舞台にしたお仕事漫画です。編集部の後輩、同僚、先輩、上司などさまざまな立場のキャラクターがそれぞれの価値観で「仕事」と向き合っている様子が描かれています。

漫画連載当時、私はまだ学生でした。当時は比較的キャリア指向だったこともあり「こう思えるような仕事をしたい!」「かっこいい!」と純粋に思ったものです。

また、仕事優先で恋愛の優先度を下げてしまう弘子の姿に「自分もこうなるのでは?」とうっすらとした不安も抱きました。

「仕事したなぁーっ」と思って、死にたくない

「仕事観」を問いかけてくる漫画である『働きマン』ですが、2021年に生きているミドサー部下持ち中間管理職の私が、今あのセリフに感銘や共感を覚えるか? というと、明確にNOです。

私自身が選択した仕事が弘子の記者職のような「ずっと憧れていた、なりたい、好きな仕事」ではなかったからかもしれませんが、仕事を10年以上続けてきた中で、私は明確に「仕事をして死にたい」とは思いません。

だからといって、自分の仕事に面白さややりがいを感じないというわけではありません。仕事は触れる時間が長いものなので、配偶者、友人、同僚とも仕事を中心とした会話をすることもあります。しかし、それはあくまで生活の一部でしかありません。

「仕事が生きがい!」を否定したいのか

私は「仕事を生きがい」としてカウントしていませんが、そういった価値観がある人がいるのは理解していますし、彼ら・彼女らの思いを否定しようとも思いません。「すごいな」「そこまで打込めるなんてうらやましいな」と思う気持ちもあります。ただ、私はそうでないだけです。

先輩とあなたは重視するポイントが違うだけ

前置きが長くなりましたが「私が甘ったれているだけなのでしょうか?」という質問については、「甘ったれているわけではく、重視するものが違うだけです」が回答になります。プライベート重視派からすれば「普通に仕事をしていれば十分」はいたって普通な事柄でしょう。

同様に先輩は「キャリア」「仕事」を軸に置いている。たったそれだけのことです。しかし、会社組織の中では、「仕事」に比重を置いている人の方が、意識の差から目立ちやすく、正当性を持つ存在のように感じてしまう傾向があります。

そのため、プライベート重視派からすると、先輩のような人に引け目を感じることもあるかもしれません。

心苦しいのは当然。距離を取ってストレス源から離れよう

まずきちんと「彼女と同じ熱量を持てなくてもよい」ということを自分の心に刻みましょう。側にいると「これでいいのか?」と悩むと思いますので、定期的に呟いて冷静さを取り戻しましょう。

業務上の関わりを完全に断つことは難しいですが、心の距離を取り、できれば物理的な接触回数も減らせるとより良いです。

目標設定などに関しては適切でない高い目標(ストレッチという名の無茶ぶり)があるのであれば、上長にも相談するなど適切な手段を講じることも視野にいれて生活しましょう。がんばって!

Point.

・仕事の比重は人それぞれ。仕事第一ではないことに罪悪感は不要
・職場の関係なので「仕事が正義」になりがち。定期的に仕事第一でなくてよいことを思い出そう
・業務目標が適切でない場合は上長に相談するなどで対処しよう

(文:ぱぴこ、イラスト:黒猫まな子)

※この記事は2021年11月16日に公開されたものです

ぱぴこ

外資系ときどき激務OLコラムニスト。オシャレとズボラの狭間に生息し、ストレスを課金で潰すことに余念がない。趣味はNetflix、お酒、豚を塩漬けにすること。目標はゆとりのある生活(物理)。
Twitter:@inucococo
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