旅行に恋愛、貯蓄まで。コロナ2年目、働く女性のリアルな生活を調査
インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japanは、全国の20代~30代の女性500名を対象に、「コロナ禍2年目の働く女性の実態調査」を実施しました。
本調査では、約4割の女性がリモートワークを導入していることや、通勤時間削減によって生まれた朝の時間に、約7割の女性が新習慣を始めたことが明らかとなりました。
コロナ禍1年目と比べて、3人に1人の収入が変化していることも判明。現在の貯蓄額は意外と多く、5人に1人が600万円以上貯蓄していることがわかりました。また、約8割が節約を意識している一方、4割以上が”コロナ浪費”の経験があることも明らかに。
さらに来年の目標や、来年こそやりたいイベントについても調査し、プライベート面から仕事面まで幅広い意見が寄せられました。
調査結果
調査対象に対し、「現在リモートワークをしていますか」と質問したところ、4割がリモートワークを行っている結果に。
さらに現在リモートワークをしている人に、通勤がなくなった朝の時間の使い方について調査したところ、約7割が新たな習慣を取り入れたことが判明。
「寝る時間を増やした」(22.2%)の回答が最も多く、その他「ヨガやランニングなどの運動」(19.2%)、「掃除や洗濯など家事」(17.7%)などアクティブに活動する人や、「趣味に没頭する」(17.2%)など自分のための時間にあてている人もいました。
次に、コロナ禍1年目と2年目の収入の変化について調査。その結果、およそ3人に1人の収入に変化があったことがわかりました。
約2割が「減った」(7.2%)、「どちらかというと減った」(14.0%)と回答。具体的な年収を調査したところ、コロナ禍1年目は平均3,093,490円に対し、コロナ禍2年目は平均2,939,560円と、コロナ禍2年目の方が年収が下がっていることが明らかになりました。
貯蓄の変化についても調査したところ、約半数の人の貯蓄に変化があったことが判明。貯蓄が増えた人は約3割という結果になりました。
現在の貯蓄額は、「600万円以上」(20.6%)が最多に。一方、次に多い回答は「10万円以上100万円未満」(17.6%)、さらに「貯蓄はない」(11.2%)と回答した人も一定数おり、貯蓄額の幅が広いことがわかりました。
さらに、現在の節約事情についても調査。約8割が「節約している」と回答しました。
具体的な節約術としては、「食材は夕方安くなってから買い物に行って買うようにしている。クーポンを利用するようにしている(三重県・31歳)」など、無駄な出費の削減を意識している人や、「できるだけポイントが貯まる日に買い物をする(長野県・32歳)」など、”ポイ活”に取り組んでいる人もみられました。
一方で、4割以上が”コロナ浪費”の経験があることも明らかに。ストレスが溜まりやすい昨今は、日々の節約を意識しつつも、ついお金をたくさん使ってしまった、という経験がある人は多そうです。
さらに、来年充実させたいことや、目標について聞いてみたところ、充実させたいことは「趣味」(21.6%)、「恋愛」(16.2%)、「貯蓄」(10.4%)が多い結果となりました。
具体的な目標として、「ずっと中断していた旅行に行く(鳥取県・28歳)」、「結婚を見据えた付き合いの出来る相手と交際する(神奈川県・25歳)」、「語学を勉強する(東京都・28歳)」など、プライベート面から仕事面まで、女性たちの希望を感じる回答が寄せられました。
今後もコロナと向き合いながらの生活が続くことが予想されます。やりたいことがなかなかできず、気分が沈みがちな毎日ですが、来年やその先への楽しみを想像しながら、明るく生活することが、必要なのかもしれません。
調査概要
調査期間:2021年10月7日~10月11日
対象:全国の、20代~30代の女性500名
調査方法:インターネット調査
調査会社:株式会社ネオマーケティング
(マイナビウーマン編集部)
※この記事は2021年11月02日に公開されたものです