通い婚の意味とは? 歴史と現代におけるメリット・デメリット
通い婚のメリット
時代の変化によって、主流ではなくなっていった通い婚。
ですが近年は、お互いのライフスタイルを重視して、あえて通い婚を選択する夫婦もいます。
ここでは、現代における通い婚のメリットを見ていきましょう。
(1)お互いの時間を確保できる
通い婚は、基本的にそれぞれの生活拠点を持っているため、自分のプライベートな時間を確保できるというメリットがあります。
結婚をしても、仕事や趣味など熱中する時間を大切にしたいという人もいるでしょう。
そういった人にとって、お互いのライフスタイルを尊重しつつ、夫婦生活を送れる通い婚はぴったりなのかもしれません。
(2)これまでの生活環境を継続できる
結婚をしても、これまでの生活環境を維持できる点は通い婚のメリット。
職場へのアクセスや住居など、慣れ親しんだ場所から離れたくないという人もいるでしょう。
お互いに現状の生活拠点を変えたくない場合、通い婚に大きなメリットを感じるかもしれません。
(3)家事分担によるストレスが生じにくい
結婚するにあたって、話し合っておきたいことの1つが家事分担でしょう。
2人とも仕事をしている場合、どちらか一方だけが家事を引き受けるのは難しく、その分担でトラブルになることも。
ですが、通い婚は基本的に別々で暮らすため、家事分担の話し合いは不要です。
そのため、家事分担に関するストレスが生じにくい点もメリットといえます。
(4)新鮮な気持ちを維持しやすい
毎日一緒に暮らしていると、どうしても相手に対して慣れが生じてくるもの。
ですが通い婚の場合、同居している夫婦に比べて会う頻度が少ないため、配偶者に対して新鮮な気持ちを維持しやすいのもメリットといえます。
いつまでも、恋人同士のような気持ちを持っていたいと思う人には通い婚が合っているのかもしれません。