無駄遣いを見直す。趣味を我慢しない賢いお金の使い方
働き出して数年が経った今、自分の将来のためはもちろん、今をもっと自由に生きていくためにも知っておきたいお金のことはたくさん。そこでこの企画では、お金について勉強したいと思っているはたらくmuseの2人が、お金の学びに一歩踏み出したきんゆう女子。の2人と一緒に、様々な「マネ活」を通して自分のためのマネー力を向上させていきます。
取材・文:杉田穂南/マイナビウーマン編集部
撮影:曳野若菜
同じ働く女性がどんなお金の使い方をして、どんなことを意識しているのかは気になるところ。
そこで、前回に引き続きはたらくmuseの2人が“お金にとらわれず自由で等身大に生きることをミッションとした金融コミュニティ「きんゆう女子。」”の2人と話したのは「お金の使い方」について。
働く彼女たちは実際にどんなことにお金を使っているのでしょうか?
彼女たちのお金の使い方から、自分がもっと上手にやりくりするヒントが得られるかもしれませんよ!
はたらくmuseがこだわるお金の使い方


私は、“後輩や部下との交際費”にはお金をかけています。
今までは先輩にごちそうになる側だったんですが、自分が先輩になって仕事をお願いする立場になったので、マインドが変わったんですよね。


いつもコーヒーをごちそうするので大体月に2,000円くらいの出費になるんですけど、皆に気持ち良く仕事をしてもらうためだったら、その2,000円も高くないのかなって。


そうですね。最近はコロナ禍で出社する機会も減ったので、会った時には積極的に自分から誘っています。
こういう出費に関しては、結局は自分に返ってくるので、投資だと思って続けたいと思っています。

私は“学び”にお金をかけています。両親が「教育にはお金を惜しまない」という方針だったので、それがしみついていて。
30歳を過ぎたあたりから知識欲にあふれて、「アーユルヴェーダ」など思い切った習い事を初めたりもしました。


いろいろなことを学ぶと夢も広がるのでお金をかけて良かったなと思います。
でも、こういう思い切った使い方は、今自分が会社員だからできることで、もしそうでなくなった時にこんなに自由にお金を使えないと思うんです。だからこれからは“学び”の中でも取捨選択できるようにならなくちゃいけないなと思っています。
趣味にお金を使うために意識していること

私、趣味のサッカーにも結構お金を使っていて。以前は、遠征もよくしていたので出費がかさむことが多くて。
でも、趣味は我慢したくないんです……。


すごい多趣味! 結構お金かかりませんか?

かかります! でも、それ以外のところでうまく節約しています。
例えば、友達とご飯に行く時はディナーよりランチの方が安いのでランチにするとか、飲み会にはあまり行かないとか。
ゴルフも「月に何回ラウンドに行く!」と自分の中で決めてその範囲内で楽しめば、使いすぎることはないですね。

なるほど。そうやって趣味にお金を使っているんですね!

やっぱり趣味は我慢したくないですし、美容も将来の自分のためって考えれば出費を惜しまなくていいのかなって思っているので。
その代わり自分のこだわらない部分でどれだけ節約できるかを考えています!
お金の使い道を見直して無駄遣いをなくす


なんですか?

私、服が好きで、以前は月の出費の半分は洋服代に使っていたくらいなんです。でも、実際にあまり着ない服があるということに気がついた時、見直さないといけないなって思ったんですね。
そこで、服のサブスクリプションサービスを知って、それを始めたら出費がすごく減りました!

服のサブスクリプションサービスを使っている人ってあまり聞かないので興味があります! 具体的にはどんな内容なんですか?

私が使っているのは月額6,000円ほどで、月に3着まで手元に持っていてOKというサービスです。もし手元にある服に飽きたり、季節が変わったりしたら、新しい服と交換すればいいので、買い足さなくていいんですよ。
実際に使ってみたら、自分が今まで服にお金をかけていたのは新しい服を着たい欲が強かったからということに気がついたんです。
なので、今は定期的に新しい服を手に入れることができるのですごく満足しています。浮いたお金は趣味や、貯金、投資に回していますよ!

使い道を見直すと、自分がどこにこだわりを持っているのかという気づきにもつながりますね。

私も考えてみたら、ネットショップでポイントが欲しいあまりつい必要のないものまで買ってしまうことがよくあるので、そういうところから見直して無駄遣いを減らしていきたいと思います!
※この記事は2021年10月27日に公開されたものです