【時候の挨拶】11月に使える挨拶言葉は? 書き方や文例を紹介
11月の時候の挨拶「シーン別の例文」
時候の挨拶を組み入れた例文を、ポイントともに以下に紹介します。
今回は、「再度の講師をお願いする依頼状」と「喪中欠礼状」の例文です。
再度の講師をお願いする依頼状
一度講師をお願いした相手に対して、次回の講師を再度依頼する依頼状の例文です。
社用の手紙なので、かしこまった前文が一般的です。ただし、時候の挨拶は、相手が個人の講師であれば、例文のようにやわらかい印象のものでも良いでしょう。
内容は、講座が好評だったことだけでも良いのですが、その後の様子も報告すると、受け取った相手もうれしいものです。
例文
拝啓 カレンダーも残り2枚となり、暦の上では冬を迎えました。先生におかれましてはますますご活躍の由、お喜び申し上げます。
今年の夏は講師としてお話しくださり、誠にありがとうございました。社員にも大変好評で、その後皆でやる気とアイデアを持ち寄り、新サービス開発もいたしました。おかげさまで、今期はコロナ下にも関わらず、前年比12%増の業績を上げ、喜んでおります。
さて、来年度におきましても、ぜひ先生に講座をお願いしたいと、全員一致でまとまりました。ご多用とは存じますが、ぜひお引き受けいただければ幸いでございます。
改めて、メールをお送りいたしますので、ご検討の程よろしくお願い申し上げます。
敬 具
喪中欠礼状
近親者に不幸があった年は、年賀状を控えることを知らせる通知を送りますね。この通知は、「喪中欠礼状」と呼ばれます。
一般的な喪中とする近親者の範囲は、一親等(父母、配偶者、子)、二親等(祖父母、兄弟姉妹、孫)にあたる方が亡くなった時です。
これまで毎年、年賀状のやりとりをしている方全員に送ります。葬儀の参列者など喪中と知っている方にも送りましょう。
なお、私製ハガキに切手を貼る場合には「弔事用の切手」を選びます。
時期としては、年賀状を書き始める前、11月から12月初旬までに届くと良いでしょう。
例文
喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます(※大きい文字で)
父 ○○(続柄の後に名前)が○月○日に○○歳(数え年で書く)で永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情を厚く御礼申し上げます
明年も変わらぬご交誼をお願い申し上げます
令和○○年11月