別れるべきか迷ったら? 別れるべきカップルの特徴【診断付】
別れる前にすべきこと3つ
「恋人と別れようと思う……けどまだ迷いもある」という人は、どうしたらスムーズに気持ちを整理して別れたい気持ちと向き合うことができるでしょうか。
ここでは、恋愛に限らず問題解決にはとても有効な3つの方法を紹介します。
(1)別れたと仮定した時間と環境をつくってみる
別れを決断できない人にまずやってほしいこと、それは「別れたつもり」の生活をしてみることです。
恋人からの連絡を一切絶ち、考えない時間をつくる。理想は1週間ほど取れると良いですが、数日でも効果があります。
よく別れてから傷心旅行をする人がいますが、別れる前に傷心前旅行に行ってしまうのもありです。
この効果は、「あ、この人がいなくても大丈夫だ」と、心と体が実感することにあります。
人は良いも悪いも変化に弱い生き物です。好きじゃない相手でも、突然目の前からいなくなると不安になるのが人間というもの。
だからその不安を先回りして擬似的に体験しておき、別れへのハードルを下げるのが有効なのです。
(2)ネガティブな感情の理由を深掘りする
ネガティブな感情はどんな人にもあるものです。
そんなネガティブな感情との付き合いがうまい人というのは、この感情の根底にある“本当の理由”を見つけるのがうまい人だったりします。
そこでやってみてほしいのが、ネガティブな感情をピックアップして、その理由を深掘りするのです。
例えば、「恋人と話をしていてもいつもつまらなくてイライラする」という状況があったら、以下のように掘り下げます。
恋人の話がつまらなくてイライラする
→なぜかというと、いつも自分の話ばかりだから
→なぜ自分の話ばかりなのかというと、もともと人の話を全然聞くタイプじゃない!
この場合、恋人の話がイライラするのではなく、自分の話を聞いてもらえないこと、相互コミュニケーションが取れないことにイライラしているのが、本当の理由になっています。
こうした本当のニーズに気づくことができれば、自分で改善したり、相手に改善を提案したり、はたまた諦めるといった選択肢も見えてきます。
ネガティブな感情をただただ「ムカつくー‼」と言っているだけでは、何も改善しません。
別れを決める前に、もう一歩踏み込んだ自己分析もしてみましょう。
(3)不満を伝える場合は「行為」と「感情」に分ける
別れる前に話し合いをしようと思う人も多いですよね。
最後はそんな人に向けた注意点ですが、恋人に不満や要求を伝える場合、感情と行為に分けて伝えるようにしてください。
先ほどの、「恋人の話がつまらなくて(自分の話を聞いてもらえなくて)イライラする人」を例に取って説明してみます。
行為:私は一方的にあなたが話すんじゃなくて、私の話ももっと聞いてほしい
感情:聞いてもらえないと、「私のこと大事に思ってるのかな」と不安になってイライラする
こんなふうに、感情と行為に対して分けると、かなり冷静に状況を伝えられるのが分かるかもしれません。
これをごちゃまぜにして話すと「なんで私の話をもっと聞いてくれないの⁉怒」という、一方的な怒りがこもった伝え方になります。
すると、「あなたが私のことを大事に思ってくれているのか不安になる」という、一番大事な部分が全く伝わらなくなってしまいます。
こうしたコミュニケーションの食い違いは多くの場所で起きているのですが、伝え方のコツを押さえることで、険悪な話し合いを回避できることも多いです。
ぜひ彼と別れ話をする前に、やってみてください。
▶次のページでは、別れるタイミングと切り出し方、好きだけど別れるべきか迷った時の対処法を紹介します。