帽子の正しい洗い方とは? 手洗い・洗濯機別に解説
帽子の洗い方【手洗い編】
帽子の手洗いに必要な道具は、身近にある物でそろえることができます。帽子が手洗いできることを確認したら、早速帽子をきれいにしていきましょう!
用意する物
帽子を自宅で手洗いする時に使用する物は以下の3つです。
・洗面器やバケツ
・中性洗剤
・タオル
3点セットの用意ができれば、準備完了です! ^中性洗剤は、おしゃれ着用の洗剤がおすすめです。
また、肌荒れが心配であればゴム手袋をつけてから洗いましょう。
帽子の手洗い手順
洗濯機がNGで、手洗いできる帽子の場合は洗濯機を使わずに洗っていきましょう。
1.洗面器やバケツにぬるま湯を準備し、中性洗剤を入れます。洗剤の容器の裏側に載っている使用方法などを確認しながら、ぬるま湯の量に適した分量の洗剤を注いでください。
2.洗面器やバケツに帽子を入れ、押し洗いしていきます。つばのある帽子は、押し洗いの際につばが変形しないよう、優しく洗うのがポイントです。
押し洗いするだけで、ぬるま湯の色が茶色く変色しました。黒い帽子で気がつかなかったのですが、想像以上に汚れていました。
押し洗いの後は、洗剤の入ったぬるま湯を捨て、新しいぬるま湯に換えてすすぎ洗いをします。帽子に染み込んだ洗剤を取り除くために、2~3回すすぎを繰り返しましょう。
3.脱水する際は、しぼらずにタオルで帽子を包み込んで水分を拭き取っていきます。しぼって脱水をすると、帽子が変形する原因になるので注意してください。
タオルで優しく包み込んで、タオルに水分を移すようにして乾かします。
帽子のつばだけ! 部分洗いのやり方
特に汚れやすいのが、額や肌が触れているつばの部分です。気になるつばの汗染みや汚れを部分的に落とすことも可能です。
手洗いの手順と同じように、洗剤を入れたぬるま湯につばの部分を浸し、歯ブラシなどで汚れをこすり落とします。
頑固な汗染み汚れには、中性洗剤をそのまま汗染み部分に塗るのもおすすめです。白い帽子の場合、汗染みが黄ばんでしまうことがあります。もし汗染みが黄ばんでしまった場合は、重曹を使いましょう!
黄ばんだ汚れ部分に、水で溶かした重曹を振りかけて歯ブラシなどでこすれば、黄ばみを落としやすくなります。
帽子の洗い方【洗濯機編】
洗濯機で洗える帽子の場合は、洗濯機を使うと、より楽に汚れを落とすことができます。型崩れしないように洗うには、ポイントがいくつかあります。
正しい洗い方を覚えて、帽子を楽にきれいにしましょう!
洗濯機で帽子を洗う方法
洗濯機で帽子を洗う時のポイントは2つあります。1つ目は、帽子の内側にタオルを詰めること。2つ目は、洗濯ネットに帽子を入れて洗うことです。
こうすることで、型崩れや生地の損傷を防いで洗えます。
また、型崩れの原因になりやすい洗濯機の脱水は、短時間に設定するのがポイントです! 脱水時間は1〜2分程度に設定しましょう。
型崩れしない帽子の干し方
手洗いや洗濯機で帽子を洗ったら、最後は型崩れしないように干すことが重要です。帽子の内側にタオルを詰めるか、ザルを帽子の中に入れて、風通しの良い日陰で干しましょう。
この時、洗濯バサミで吊るしてしまうと、跡がついたり変形してしまったりします。ちょうど良いザルがない場合は、タオルを帽子の内側に詰め、ペットボトルなどの上に帽子を載せて干すのもおすすめです。