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「お話を伺う」は二重敬語? 意味や類語、使い方を解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「お話を伺う」を使う上での注意点

「お話を伺う」を使う際、「伺う」を重ねてしまいがちです。例えば「貴社に伺って、お話を伺います」というフレーズ。

「貴社に伺って、お話を伺います」の1つ目の「伺う」は「参上する」、2つ目の「伺う」は「お聞きする」という意味です。

このように、同じ言葉を別の意味で複数回使うことは、論旨を混乱させ、ミスリードにつながります

誤解を避けるためにも、どちらかの「伺う」を別の言葉に置き換える方が良いでしょう。例えば、次のような言い換えが考えられます。

・「貴社に伺って、お話をお聞きします

・「貴社に参上して、お話を伺います

次ページ:「お話を伺う」の類語(例文つき)

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